新型コロナウイルス感染症対策本部・社会保障制度調査会・新型コロナウイルスに関するワクチン対策PT役員会がありました。

職域接種の受付を停止している件については、モデルナとはもともと今年5000万回分で契約していて、大規模接種会場(の一部)と職域接種の申請数がその数字に達しようとするためです。

ファイザーについては、今年1億9000万回分契約しており、6月までに約1億回分が供給されます。今後7〜9月に7000万回分、10〜12月に2000万回分と供給が細っていくために、自治体からは足りなくなるのではという懸念の声をいただいていますが、6月末時点で市中在庫が約4762万回分ある計算になり、今ある在庫を活用すれば不足することはマクロではありません。

ただ、接種がとても進んでいる自治体と、進捗が遅く在庫がダブついている自治体とがありますから、需給調整をうまくやっていく必要があります。

都道府県にもお願いして、調整をうまくやる必要性について、多くのご意見がありました。

私からは、オリンピックパラリンピックのボランティアや警備の方などへのワクチン接種の徹底を含めた感染防止対策について要請しました。

 

また、最低賃金については引き上げる方向で調整されていますが、新型コロナウイルスなどの影響で現在も厳しい状況にある企業がその増加分を負担できず、雇用が維持できなくなる懸念もあることから、どのような対策を講じるべきかについて、要望を聞いたり、意見交換を行ったりしました。