第12回グリーンパークトライアスロンin加西の振り返り
トライアスロンは、決して全てが楽しいとは限らない。しかし、多くの人は、歳を重ねるとともに様々な負荷を抱え、その負荷から解放される方法を模索することもある。
私の場合、5月から体調が崩れ始めた。股関節の不調でランニングに支障が出て、強度の高いトレーニングはできても、距離をこなすことが難しくなった。これまで自分の武器だったランが走れない状況は、精神的にも大きな打撃となった。
不調と希望
そんな状況の中でも、治療家の協力のもと、希望を持ち続けている。そして、レースに参加するたびに、仲間たちの成長が喜びをもたらしてくれる。今回のレースでも、佐野ちほさんが年代別で3位入賞を果たし、先日は栗町子さんも同様に3位に輝いた。
特に、ブレイブの田久世奈々子さんの復活劇には感動を覚える。トライアスロンが難しいとされたケガからの復活。彼女が、リレーでの参加を経て、ついに3時間を切るパーソナルベストで3位入賞を果たした。彼女の笑顔は、その努力の結晶を物語っていた。
トライアスロンの楽しみ方
トライアスロンは、ただ表彰や入賞を目指すだけではない。しかし、長く続けていると、思いもよらない成果が訪れることがある。たとえ求めていなくても、上位入賞の喜びは計り知れないものだ。
指導者としての喜び
特に今回、私が携わっている選手たちが入賞したことには大きな喜びを感じた。スイムが苦手な選手も少なくないが、その悔しさが次のステップへのモチベーションになることもある。私の存在意義は、そんな選手たちをサポートすることにあると強く感じた。
自身の成績とこれから
総合18位
年代別優勝(1位)
シーズン終了の日本選手権までの暫定ランキングでは、スプリントおよびスタンダードのランキング1位を決めている。プロとして、結果を出すことが求められる中、ボロボロでも形にする努力は怠らない。
ダメな時こそ前向きに
調子が悪い時こそ、その経験を踏み台にして成長することが重要だ。予祝(メンタルスキル)として、自分の成長の証拠を残し続ける。それは、他の人への励みになるかもしれない。
【YouTube動画リンク】
https://youtu.be/my2bQ80QNEQ?si=iLXKfyFyD4yl0jjy