「脳としめつけと薬」 | 福盛貴弘の脳炎日記

福盛貴弘の脳炎日記

脳炎日記です。
2012年に脳炎になってからの入院や病院通い、日常生活で起きたことを素朴に書き記しています。
まずは、予告編2編をご覧ください。
脳の病気には程度差があると思いますが、一見普通に見える人が後遺症に苛まされているさまを
ご笑覧ください。

頭痛をどのような擬態語で表現するかは難しいものである。

私の場合は、締め付けられる痛みが多い。

 

頭全体にもあるが、主に後頭部。

緊張型頭痛と呼ばれるものらしい。

 

日本の夏に起こりやすい。

緊張の夏。もちろん、嘘である。

 

私はどういうわけか、ロキソニン以外は効かない。

それ以外の頭痛薬は、全く効果がない。

 

かつての主治医も、この頭痛なら薬局でかまわないという診断。

だから、かかりつけの薬局で買っている。

 

処方箋を持たずに頭痛薬だけ買いに行っても、向こうも分かっているんで、普通に対応してくれる。

 

かかりつけ薬局に行く機会は減っており、最近は結石でもなければ、頭痛薬を買いに行くだけである。

 

そういう意味では、慢性的なものではないということが分かる。

かかりつけは、なじみになっても、顔を合せない方が幸せなので。

 

会いたくなったから行くというところでもない。歳をとって話し相手がいない老人の行動なら、許容されるかもしれないが。

 

さて、冒頭の話に戻るが、ガンガンというほどひどくはなく、ズキズキというのもしっくりこない。ジンジンやキリキリは、頭痛には合わない。

 

ということで、結局は頭が締め付けられるという説明的表現の方が、擬態語よりも適切に伝えていると言わざるを得ない。