平成15年1月某日
私はキムチが大好きでした。大好きで大好きで毎日食べてました。
その日は新しいキムチを食べようと蓋を開けた瞬間
「おえーーーーっ」
と吐いてしまいました。
そう、悪阻の始まりでした・・・今回もまた産まれるまで悪阻に苦しみましたうう…_| ̄|○ililil
以前帝王切開した病院で
「二人目もここで出産してください」
といわれていたので、迷うことなく総合病院での出産することにしました。
そうそう二人目妊娠したときのエピソードで節分の翌日にゆうとんに
「ゆうとん、お兄ちゃんになるんだよ」
といったら
「いやだーーーーーっ。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。エーン!!」
と号泣するんです。なんで?どして?と思っていたら、昨晩そうとうやっちまったんです。
節分を・・・
夫が私の手作りの鬼のお面をかぶり、
「おにだぞーーーーっ」
とやっちまったんです。ゆうとん大パニックでした。泣いて泣きまくってすごかったです。ごめんよー
それでゆうとんは「鬼ちゃん」になるのだと勘違いし、号泣だったわけで。かわいいっ
ゆうとんを出産するとき何も知らないままお腹を切られたので今回はいろいろと調べました。
一人目帝王切開なら選択は二つ、普通分娩にするか(VBACという)、帝王切開にするか。
普通分娩はやはり一度子宮をきっているのでかなりリスクが高い出産になるそうです。
陣痛に耐えれなくて子宮破裂をしたり。そうすると母子ともに危険に侵されるので緊急手術になるそうで
それなりの設備が整った大きな病院でないと不可能だということです。
帝王切開でも、全身麻酔、硬膜外麻酔があることを知りました。(細かいのをいれたらもっとたくさんあるけど)
この麻酔方法は麻酔の資格を持っている人しかできない麻酔です。
よって普通の個人の産婦人科で先生が麻酔の資格をもってなかったら
簡単な麻酔しかできません。簡単な麻酔とは注射で直接患部に麻酔を打つやり方です。
友人がやられたそうですが、
そうとう痛いそうです。
麻酔が効いてないのにお腹を切られるそうです。きゃーっΣ( ̄Д ̄;)
赤ちゃんを取り出すまでは弱い麻酔を注射し(ようするに切られているのも痛みも分かってしまう)
赤ちゃんを取り出した後、強い麻酔を注射するのだそうです。
「いたい、いたい、」
と大絶叫のなかの出産だったそうです。
この友人は過熟児になったが陣痛が始まらず促進剤をつかっても陣痛をつけたが生まれず、破水もしてしまったために上記のような処置で出産となったという特例でもあります。
通常産婦人科病院は小児科を併していません。麻酔が胎児まで効きすぎるととても危険なのでこのような手術になるそうです。
話はそれましたが、
帝王切開の硬膜外麻酔ですが、無痛分娩にもつかわれている麻酔のやり方で、背中の脊髄に細いチューブを差込腰周りだけ麻酔が効くようにするやり方です。
意識はあるうちに手術がはじまり、生まれてきたわが子とも対面できるそうで、
一応VBAC希望で、だめなら硬膜外麻酔での出産をすることを先生に告げました。
そして帝王切開を調べてみて一番驚いたのが
偏見です。
「よかったねー簡単な出産で」どこが簡単?切腹してんですけど?
「陣痛を知らずに出産するなんて、出産じゃない」姑がよく使う嫌味、赤ちゃんうまれてますけど?なにか?
「私も帝王切開にしてもらおうかなー」出産経験ない人の軽い考え、本当か?こんな傷残るけどいいか?
などなど・・・
幸い、私の周りには帝王切開出産者ばかりなので、こんなこと言う人は誰一人いませんでしたが、
帝王切開が簡単な出産でしょうか?
たくさんのリスクをしょってます。どんなに陣痛にくるしんだって後々の後遺症にくらべたら
断然、普通分娩のほうがいいです。
そして妊娠9ヶ月のときにやっばり普通より羊水が少ないことが判明し、
「安全を考えて、手術しましょう」
となりました。10ヶ月にはいったらすぐに出産することになりました。
予定日までまたないのは、子宮の負担を少しでも少なくするためです。
VBAC希望してましたが正直怖いなーとも思っていたので手術が決まってほっとする自分がいました。
というのも、この頃に祖母が他界したりしてかなり気分的に参ってました。そのことはこちら 。
気分的に参っている上にかわいいゆうとんとも離れて暮らし、自分をどんどん追い詰めてしまって
えりすけを産んだ後、すこし産後鬱のようになってしまいました。
その話はまた。