京都市下京区在住、17歳の長女を筆頭にさんにん(4本足限定)&人間枠から犬枠に降格した長男(戸籍上は旦那)の子持ちの福井惠子でございます。
こんにちは、福井です。
クリンはとても順調に回復しております。
食欲も安定してきてます。術後2kg台にまで落ちた体重も3kg台に戻り、38℃に落ちた平熱もようやく38.5℃に戻りました。
最近は自分からご飯をねだることもあるくらいになりました。
食べムラや食い渋りはやっぱりありますが、最低でも1日一度はドライフードを食べてくれています。
今までの食べムラについては、子宮の鈍痛のような痛みのせいで、胃腸の働きが悪くなっていたのだろうと言われました。
先週は割と安定していた食欲でしたが、日曜夜の検査で肝数値が上がり、案の定食べムラが出始めました。心配だったので火曜にも診察を受けましたが、さらに肝数値が上がってきていたので、肝臓のサプリを点滴で入れてもらったところ、帰宅して一眠りした後、ご飯をねだりにきて、大盛り完食しました。
クリンの食べムラには原因があるということが、転院ではっきりしました。もちろん、年齢なりの食べムラはあると思いますが、飼い主のやらかしやワガママだけが食べない理由ではないんだとつくづく身にしみました。
まだ少し腰は曲がっていますが、手術前と同じように走れるようになりました。
今回手術を選択したのは、クリンが痛がっていることと、このまま内科治療を続けるリスクが高かったことでした。
どちらにしてもリスクはあるということ、そして最初の診断で子宮の痛みをすぐに発見していただき、この先生ならお任せできると思えたからこそ決断できました。
同じ病気でも、誰に診てもらうかで全然結果が違うんだとつくづく思いました。
前の前に行ってた病院は、やたら手術を勧めてこられましたが、自分は手術できないという先生でした。そして、他から手術のできる先生を呼んであげるから、と言われました。
麻酔のリスクは半々、でも手術をしないと治らない、だから手術をした方がいい、という話でした。この時は、クリンを救いたいというより、手術を受けさせたいんだとしか思えませんでした。
前の病院は、知人から話を聞き、ずっと行きたいと思っていた病院でした。実際、ほかの病院で手に負えないといわれて転院してこられる方を多く見かけましたし、先生に命を救ってもらったという話も待合で何人かの方から伺いました。
わたしも前の前の病院から転院してきた時は、本当に救われました。今思うと、そこの病院に転院したきっかけが、胆のうの手術を勧められて病院に不信感を持ったことだったので、それもあって手術を勧められなかったのかもしれないと思いました。
いくら良い病院だと思っても、万能ではありません。愛犬の年齢、病気、そしてその時の状態によってかえていくのがいいのだろうなと思いました。
犬は話ができないので、どこがどう痛いか伝えることができません。飼い主にシグナルを出していても、ただのワガママと受け取ってしまえばそれまでですもんね。
今思うと、クリンもシグナルを出していたんです。割とわかりやすいシグナルでしたが、転院してからそれがシグナルだったんだと気づきました。
あれほど嫌がって暴れていた薬も、今では「薬飲もうか」と声をかけると、以前のように逃げ回ったり暴れることもなく、投薬が終わるまで待ってくれるようになりました。
最近動物病院がどんどんできていて、うちの周りにもすごい数の病院があります。そしてどの病院もそこそこ流行っています。
人間の場合は自分で選択できるし、嫌なこととか痛いことをされたら、転院も簡単にできますが、動物の場合は話ができないため、飼い主が選ぶことになります。
病院の選び方は本当に難しいと思います。フルタイムで仕事をしてたら行けるところは限られてしまいますし、地域によっては病院が少なくて選べないこともあると思います。
だからこそ、闘病されている方の情報って、とても大切だなと改めて感じました。
どんな症状が出ていて、どんな治療を選択したのか。結果はどうだったのか。費用はどのくらいかかったのか。こういう具体的な情報って、なかなか聞くことができませんもんね。
改めて、今までたくさんの方に助けていただいてたんだと思いました。
最良の選択ができて、クリンもわたしもとても幸せです。本当にありがとうございます!
明日の抜糸も頑張ります!