小説:俺たちの箱根駅伝/池井戸潤 | 本と映画と、たまに猫。〜そろそろ、おねむ〜       

ついつい書店の平台から、お迎え。箱根駅伝もの、名作多し。

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一言「その直向きさが、胸を打つ」

 

予選会を落ちた学校から選抜される、関東学生連合(学連)。

中継をするTV局。この二つを軸に、話が進む。

 

今回の問題点。

・学連の成績は、「参考記録」にすぎない。記録もつかないのに走る意味ある?

・学連の監督は、指導経験のない新人で未知数。

・TV局のメインキャスターの降板。

・本番2日目の悪天候。

 

上巻では、本番までの準備とこれまた焦らしておいて。

下巻でやっとスタート。

この下巻がもう、うまく構成されてるねえ。

タスキをつなぐタイミングで、次の章に繋がり。

まるで実況中継しているような、細やかさ&スピーディー。

 

なきツボ押されっぱなしでした。読む手も止まらない。

チームもTV局も、チーム。助け合うことで、前に進める。

そんな人間模様に胸いっぱい。今年の私ベスト3入り確実。

 

⭐️今日のマーカーワード⭐️

「ただタスキをつなぐためだけの走りではない。

ランナーとしてのプライド、自らの存在を証明するための走りなのだ」

 

ではまた📕