小説:家族シアター/辻村深月 | 本と映画と、たまに猫。〜そろそろ、おねむ〜       

10年前の作品。あまり読んだことない作家さんの作品を、手にしてみた。

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一言「ピリッと辛いわー」

 

いろんな家族の話。

兄弟姉妹、母娘、爺と孫等。

どれ一つ自分には当てはまらないのだけど。

もしいたら、こんな関係なのかもしれない。

家族だからこそ、距離を置く冷めた関係だったり。

 

一番刺さったのは、「孫と誕生会」。

帰国子女の孫とお祖父さんの話。

女子特有のクラス内カースト、お誕生日会にまつわるトラブル。

孫は孫なりの世界があるのを、アドバイスするのか、そっとしておくのか。

うー私だったらどうしてほしい?どうしたい?。と一気読みでした。

面白かった。

 

家族って一番近いからこそ、一番難しいのかもしれない。

 

⭐️今日のマーカーワード⭐️

「実音(孫)は実音で、やりかええないなりの努力を、懸命に、しているのだ」

 

ではまた📕