小説:風に立つ/柚月裕子 | 本と映画と、たまに猫。〜そろそろ、おねむ〜       

大好きな柚木さんの新刊。それも初の家族小説。

紹介サイト👇

 

 

一言「親の心、子知らず。子の心、親知らず」

 

事件・裁判小説の柚木さんの、新境地。

なんだけど、ちょっとシンプルすぎるかなあ。

と思ったけど、後からじわじわきました。

 

今日は読みながら付箋つけた、フレーズを。

 

・「きっとガスの抜き場所がどこにもなくて、自分でもわかんないんだろうなって」

・「何かをお願いするってことは、相手に頼ることです。

  人、自分の味方だと思った人にしか頼りません」

・「歴史あるものってのは、なんでも手が込んでるもんだ」

・「(子供が)どっちに転んでも、これで安心ということはない。(親は)損な役割です」

 

作中ほぼ岩手県が舞台。出身地を舞台に描いた作品。

読み終わると、岩手をなぜ舞台にしたのか。ちょっとわかる気もする。

 

⭐️今日のマーカーワード⭐️

「俺味方だから」

 

ではまた📕