小説:罪の轍/奥田英朗 | 本と映画と、たまに猫。〜そろそろ、おねむ〜       

600ページ近いボリューム。ゆっくり読もうかな、と。

出版社サイト👇

 

一言「とんでもなく、一気読み!」

夕飯食べるのも忘れるくらい。

 

実際にあった事件をベースに、描かれている様子(上のリンク)。

1回目の東京オリンピック直前。

通信網・交通網の発達が、犯罪の広域化を生み出す。

その有様が、読んでいて目を見張り、ハラハラ。

 

読み手は「多分この人が、犯人」って思うけど。

だんだん情が湧くキャラに、もしかして違う?とも。

取り調べする刑事も、その思い込みを抱き始める。

ストーリーの肉付けがさすが。

 

なんとなく塩田武士さんの「罪の声」と、テイストが似てるかな。

昭和テイスト満載の1冊。文庫本でも出てます。

 

⭐️今日のマーカーワード⭐️

「絶対に津軽海峡を渡らせるな」

 

今日も一日お疲れ様でした。

明日もいい日になると、いいね。