毎年恒例、年末年始は宮部みゆきさんの大作を一気読み。
今年は「ソロモンの偽証」。
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一言「ひっぱるう!」。
月刊誌に9年に渡って連載された本作。
中学校内で起こった事件を、「真実を見つけるために」生徒たち自身で、学校内裁判する。
子供と大人の微妙な境目に立つ年齢ならではの、揺れぐらい。
キャラがしっかりしているので、あらすじや人物相関図も。
見なくても大丈夫なのがさすが。
中学校なんて遠い昔、と思いながらも。
顔中ニキビだらけで、卑屈になっている女子にツボりました。
なんかわかるう!って。一気に引き戻され。
悶々とする思春期。
最終巻の終盤は、曖昧になっていたエピソードが全面にきて。
みんな辛かったんだよね、でもそんなことしちゃいけなかったんだ。
ホロリ茫然自失・・・。
大人の今だから、そう思えるのかなって。
年末年始、と言いつつ12月末に読んでしまいました📕。
情報等一切遮断してたので。
文庫本最終巻に、書き下ろしがあるって知らなかったわ。
また今度入手しよう。
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おまけ。
箱根駅伝。さほど見たことはなかったのですが。
実況の「学連」(関東学生連合チーム)に耳が反応。1区で大活躍でしたね。
この作品が、Twitter上で賑わってましたよ。