小説:たまごの旅人/近藤史恵 | 本と映画と、たまに猫。〜そろそろ、おねむ〜       

今日の1冊は、新人・海外旅行添乗員さんが主人公。

あらすじ等👇

 

一言「好きだけでは、できないよね」

 

利用者から見れば、添乗員=なんでも頼れる。

だけど主人公が「初添乗」の話から始まるのが。

一緒にドキドキしながら、私も脳内旅行。

 

時に「おにぎりが食べたい」「荷物無くす(ロストバゲッジ)とは何事だ!」。

10人ほどのツアーで、毎回勉強というかいろんなアクシデントを乗り切っていく。

時にそのツアー客の人間話もあったりして。

 

印象的な言葉。

「好きなことを仕事にするということは、好きなことの中に痛みや後悔が

降り積もることなのだ。好きなだけではいられないということなのだ」。

とてもわかる気がします。

 

最終章は、今のパンデミック状態で「海外旅行ツアーができなくなった」。

これから主人公は添乗員の仕事ができないまま、どうするのか。

きっとよく似た状況の人は、いるんだろうな。

そう思って本を閉じ。2時間ほどでさっくり読めました。

 

⭐️今日のマーカーワード⭐️

「夢なんて叶う時には叶うし、叶わない時は叶わないのだ」。

 

今日も一日お疲れ様でした。

明日もいい日になると、いいね。