映画:コリーニ事件/エリアス・ムバレス | 本と映画と、たまに猫。〜そろそろ、おねむ〜       

今日の作品は、ドイツのベストセラー映像化作品。裁判物に期待高まる。

あらすじ等はこちら👇

 

一言「奥が深いわあ!」

 

弁護士になって3ヶ月の新人・カスパーの国選担当案件。

それは自分の恩人を殺害した被疑者・コリーニの弁護。

その恩人は、勲章ももらっている大企業の社長。

現場で逮捕されているので、カスパーのできることといえば、減刑くらい。

 

がしかし。何を聞いてもコリーニは、一言も口を聞かない。

唯一「弁護士さんに、迷惑はかけたくないんだ」って。

 

原告の「被告訴訟代理人」には、カスパーの恩師もいて。

敗訴は違いない。

でも、どうしてコリーニは何も喋らないのだろう?。

 

それがわかるのが後半以降。

そうコリー二には「墓場まで持って行きたい辛い事件」があった。

子供の頃第2次世界大戦=ナチス。ここが話の鍵。

ここからコリーニの印象も、寡黙な老人からガラッと変化。

 

オセロの石を、証拠を積むことでパタパタとひっくり返す様が。

見てて力が入りました。

 

事件そのものが実話ではないようですが

エンドロールでは、戦犯の処遇の事実をしっかり伝えてました。

 

見応えのある、そして新しいアプローチの1作でした。

 

⭐️今日のマーカーワード⭐️

「法廷と海は決して侮れませんよ」

 

今日も一日お疲れ様でした。

明日もいい日になると、いいね。