小説:グッバイ・イエロー・ブリック・ロード(東京バンドワゴン16)/小路幸也 | 本と映画と、たまに猫。〜そろそろ、おねむ〜       

今日の一冊は、「東京バンドワゴン」4年に一度の番外編。舞台はイギリス(ほぼ)。

公式HPこちら👇

 

一言「やっぱ、LOVEだよねえ♪」

 

春になると毎年出版されるシリーズ。ア○ゾンポイントが貯まってたので即購入。

番外編だと時系列が、堀田家当主・勘一たちの過去話なのが多かったけど。

今回は戻らずイギリスに飛んで行くって、ビックリ。

 

最初は「これ、バンドワゴンでいいの?」な展開でしたが。

堀田家の一員・マードック夫婦(イギリス在住)が巻き込まれる事件を軸に。

丁度レコーディングで渡英した、研人バンド&父の我南人たちがいい仕事ぶり。

 

忘れちゃいけません、語り手・サチさん(亡き人。幽霊ともいう)。

“サチが見える“地元警察の事務官と手を組んで、事件解明をサポート。

サチさんファンには、見逃せない活躍でした。

 

お国は違えども、問題が起こった時には、家族・仲間と手を組み。

また新たな仲間になっていく。

そう、それがLOVEの精神なんだよね。

 

異色の番外編。登場人物が成長するように、物語も成長ってとこかな。

ただ唯一の不満は、「勘一の場面が少なーい!」笑。

 

もうすでに、来年の新刊を期待しています。きっと絶対、また春に会えます。

 

⭐️今日のマーカーワード⭐️

「いつまでも消えることのない“LOVE“を、友情とよぶのかもしれない」

 

今回のタイトルは、こちらからですね。イギリスだけに。

(映画「ロケットマン」でも流れてたっけ)

 

今日も一日お疲れ様でした。

明日もいい日になると、いいね。