コラテラル / トム・クルーズ | 本と映画と、たまに猫。〜そろそろ、おねむ〜       
”その夜は、いつものように始まった・・・”

ロスでタクシーの運転手を12年しながら、平凡な毎日を

送っているマックス。

ある日アニーという女性検事を乗せていい雰囲気になり、

名刺までもらって上機嫌だった。

次に乗せたのは、ビジネスマン風紳士・ビンセント。

ビンセントは多額のチップと引き換えに、一晩の専属

運転手となり、今夜中に5か所を回るよう依頼する。

しかし、ビンセントの正体は、プロの殺し屋だった。

コラテラル [DVD]/パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
①監督と主演等。

・監督は、マイケル・マン。男くさい作品に仕上がってます。

そして主演は、トム・クルーズ。いつもの「トム様」ではなく、

銀髪の「トムおじさん風」。初の悪役。

タクシー運転手・マックスには、ジェイミー・フォックス。

②とにかく、真っ暗。

・ある一夜の出来事が描かれているので、部屋を暗くして

見ると余計リアルかも。結構銃声が響くので、ご近所が

気になる方はヘッドフォンをお勧め。

③ストーリーは簡単だけど、先は見えず

・核となる登場人物が少ないので、簡単ですが。ビンセントが

「あんた、ターミネーター?」と言うくらい強いので、この先

どうなるの?!が続きます。

④トム、食われる。


・トムクルーズが、感情を消している殺し屋ゆえ、地味です。

だから余計、ジェイミー・フォックスの演技が目を見張ります。

最初は「おいおい、そんなに言いなりにならなくても」な気弱な

ドライバーだったのが、徐々に大胆に。オスカー助演男優賞に

ノミネート。

⑤夢を語るマックスに、ビンセントは。

・「きっといつか、夢は叶うって? そしてある日気が付くのさ。

夢は叶わないまま、いつの間にか年を取った自分に。

叶わないのは、自分が何もやろうとしないからだ。」

⑥2004年 アメリカ 120分。