私は、常任委員会は商工文教委員会、
特別委員会は再生可能エネルギー
調査特別委員会に所属しています。

129~31日は
再生可能エネルギー調査特別委員会の
視察に行ってきました。

29日京都府(京都議定書が採択された
後の
CO2削減を中心とした
再生可能エネルギー導入促進の取組み)


*京都府

30
日けいはんなエコシティ
(次世代エネルギー・社会システム実証
プロジェクト)、
堺太陽光発電所、堺市クリーンセンター、


*堺市クリーンセンター
(粗大ごみを持ち上げるクレーン)

31
日は関電エネルギー開発㈱を
訪問しました。

東日本大震災そして福島原発の事故の後、
世界中でエネルギー問題に関心が
集まっています。

岩手県の再生可能エネルギー導入目標は
平成
32年までに(平成22年比)
太陽光
4倍、風力8.5倍とされており
様々な補助制度をつくり
積極的に取り組んでいます。


*堺太陽光発電所

固定価格買い取り制度(電気の買い取り
価格と買取期間を法律で決める)
の導入により、
ソーラー発電事業や風力発電事業などは
大いに盛り上がっており、
県内でも民間の事業参入が
活発になっています。

しかし再生可能エネルギー発電
システムやエコシティ推進の調査研究を
進めるほど、
・システム導入のコスト低減(再生可能
 エネルギーの発電システムはまだ高価)
・買い取り制度を支える電気料金の高騰
(高額な買い取り価格は、一方で電気購入者
 の負担増となる)
・送電網の整備(発電した電力を消費地
 まで送る送電網の整備)
など様々な課題解決が必要だと感じます。

ドイツは
2022年原発廃止を決定しました。
しかし電気料金の高騰や企業の海外移転など
多くの問題も指摘されています。

私は原発の撤廃には疑問を持っています。
エネルギーは、個々の家庭や地域だけの
問題だけではなく、日本の産業政策にも
大きな影響を与える問題です。

そして今だけの問題ではなく、
将来の日本の姿をも左右します。

再生エネルギーも原発も
多くの技術的課題はありますが、
日本には課題困難を克服していく
情熱と技術があると私は信じています。

資源が乏しい日本は
安心安全なクリーンエネルギーの
永続確保を目標とし、
同時に明確な未来の国の形を描き、
決して諦めずエネルギーの研究開発を
進める事が大事なのです。




岩手県には原発がありません。
一方で地熱発電所や水力発電所が
存在しています。
風力発電や太陽光発電の潜在力も
比較的高いという事です。

私はこれからも可能性を追求し
様々な調査研究に取り組み、
岩手を再生可能エネルギーの
先進地にしたいと思います。