【令和7年2・3月市会 質疑報告1】
大阪市では万博のホストシティとしてふさわしい街並みとなるよう令和5年度より、万博会場へのアクセスルートや市内の集客エリアにおいて、安全性や美観の向上に向けた環境整備として、街路樹・公園樹の剪定等を進めてきました。
具体的には丁寧な剪定により樹形を整えたり、樹木が枯れた場所への植樹などを行ってきました。
そのための予算としては、通常予算(15億円)に加えて万博関連予算(6億円)が国から配分されており、合計21億円を活用して進められていました。
万博は令和7年10月で閉幕となるため、その後の街路樹・公園樹の維持管理はどうなるのか?
万博関連予算の配分はなくなるため、まさか通常予算のみでせっかく整えた樹形等も放置してしまうのか?
と質問したところ、
令和7年度も同様に21億円の予算を確保して進めていくとの答弁でありました。
しかし一方で、最近の物価高や人件費の高騰を考えると、維持管理費が現状と同等では実質は維持していくのは厳しいのではないのでしょうか。大阪市の委託業務や指定管理業務においても、サービス維持のためには委託料の増額を余儀なくされていることからも分かるように、予算の横ばいはサービスの低下につながるのではないか。と指摘させていただきました。
建設局の答弁では、
緑の基本計画では、都市を支える健全で快適なみどりを育むことを基本方針のひとつとして位置付けることとしており、街路樹・公園樹の保全育成を計画的かつ戦略的に進めていくため、街路樹・公園樹マネジメント戦略を定め、PDCAのサイクルを回し、効率的・効果的な維持管理手法の確立を目指していく。
また、社会・経済状況の変化に応じて、持続的に質の高い樹木管理を進めていくため、樹木管理におけるDXを推進するとともに、外部の専門家や民間事業者がもつ新しい技術や知見の活用や、官民連携による取組みも推進していく。
とのことでありましたが、先に述べたように委託業務や指定管理業務において既に同等予算ではサービスの維持ができない状況となっています。樹木の剪定等も市政改革の一環で建設局は業者への委託を進めてきており、後戻りが出来ない状況の中で本当に整えた街路樹・公園樹の維持管理が守られるのか、今後も注視していきたいと思います。
