2019年の岩波新書フェアは「つながる ひろがる,芋づる式!岩波新書」だったそうで、その連動企画として「芋づる式!読書MAP」なるものが無料配布されました。
岩波新書を起点にして、次の本につながっていく様を芋づるMAPにまとめています。
見ているだけで、何か自分の知識が広がっていくような錯覚に。
他出版社の本にもつなげているところはさすが大御所、岩波書店!
嬉しいことに、白地図ならぬ「読書 白 MAP」もあって、空白に書名を入れて自分でこの「芋づる式読書MAP」をつくることもできます。楽しそう♪
相関図といえば、
『アウト・オブ・民藝』のカバー裏に、柳宗悦を中心にした民藝運動の相関図があります。
民藝運動だけでもこれだけの人の繋がりがあり、そしてその周辺にはもっと細かい無数の糸が張り巡らされているはず。
文脈から「この人とあの人は師弟だった!」など、人間関係がつながると、自分が最初に発見したような気がして嬉しいものです。
読めば読むほど芋づるがあっちにもこっちにも伸びて子芋が増えるのも、読書の醍醐味ですね。