三重労働局主催の障がい者就労支援セミナーに参加してきた。
三重県は毎年、障がい者雇用率ワースト3に入っとるような、
障がい者が就労するには厳しい県になっとる。
そやけど、この障がい者雇用率は、
三重県内に本社機能のある約800社の雇用率であって、
他の都道府県に本社機能のある事業所の分は含まれてない。
そんなおかしな統計を基にしとるで、あかんのやけどさ。
相変わらず、国の役人は福祉施設が障がい者を
施設に抱え込んで就職させやん、って言うとるし。
特別支援学校からの就職は多い、って言うけど、
短期間で失敗して、福祉施設に入所する。
もう就職なんてしたくない、って言って就職しない。
そんな事も分かってない。
言うだけ言うたら、さっさと帰って行く、何とか課長。
福祉施設は、利用者さんの就労を支援せなあかんのは分かるよ。
理解のない事業所に対して、説明してかなあかんのも分かるよ。
そんなセミナーを毎度毎度聞いても、分かっとるよ。
そんなセミナーを毎度毎度やって、意味あんの?
労働局、ハローワーク、いわゆる中ポツセンターが、
福祉施設と一緒にどんな取り組みをして、
どんだけの成果を上げとるんか、そんなのを聞きたい。
「進んどる施設は、こんな事をやってるんですよ。
出来てない施設は、やってくださいね」
そんなのを聞きたい。
そやけど、成果なんて上がってないんやろな。
ハローワーク行っても、求人がない。
就労できるだけの能力がないやろ!
って、登録もさせてくれへん。
今年度3人が就職した、うちの施設。
多いか少ないか、分からんけど、
何にもやってないわけじゃないんよな。
そやけど、こういうセミナーに行くと、
福祉施設を責める役人に腹が立つ。