子どもの頃、私のスクールにクライミングを習いに来ていたユイト君。
先日、ホームページの「お問い合わせフォーム」からのメールに
年齢 25歳
性別 男性
という問い合わせが届き、
うちは子どもたちが対象だから、25歳は対象外なんだけど…
と思いながら続けて読んでみると、
名前欄にユイトと出て来ました(笑)
国立大学の修士課程を修了して、このほど就職が決まったので
「御挨拶に伺いたい」とのこと。
きちんとしておられる。
育ちの良さが伺えますね。
で、先日パンプに来られました。
菓子折りを持って。
半導体のメーカーに就職したとのこと。
話を聞くとなかなかユニークで、
仕事自体を楽しむ!ということをモットーの一つに掲げている会社らしいので、
子どもの頃から勉強自体を楽しむ姿勢があり、
そこが真の優秀さにつながっていたユイト君の性質と、
とても良くマッチしているように思います。
ロボカップジュニアの世界大会の優勝経験もあり、
勉強を暗記と詰め込みで終始させることなく、
「使える学問」として人間の生活や人生に繋ぐ力のあるユイト君は、
今までの研究生活を活かして、
良い仕事をして行ってくれることと信じます‼(*^^*)
子どもの頃は、クライミングも楽しみながら頑張って、国体の代表も務めました。
ずっとうちのクラブの中核メンバーとして活動を続けてくれて、
合宿の企画運営で、「スイカ割り」の代わりに「りんご割り」を主張して、
実際にやってみたらりんごが一撃で飛び散ってしまったり(笑)、
小さい子をまとめるのに苦労して、
「バタバタ」「キャピキャピ」大騒ぎのちびっ子に囲まれて
「みんな言うことを聞いてくれない~( ̄▽ ̄;)」と大弱りしていたユイト君。
あの経験が今後に活きてくれると良いなぁ、と思います。
今はたま~にしか登らないようだけれど、
自分の修論の研究結果から、
「クライミングに特化した体力が落ちていても、
ある程度壁に張り付いていられる姿勢」の理論を見出して、
挨拶に来た日も、実際の登りで実証していました(^^♪
すっかり影を潜めてしまった「モノづくり日本」を再燃焼させるには、
ユイトみたいに、全てを楽しむ知性と人柄を持った、
真に優秀な人材が必要ですぞ‼
今後の日本のために、良い仕事をしてください。
ユイトなら出来ると思います!