一時期雪が降り、ノーマル二駆の今年の私の車では

中断を余儀なくされた二子行き。

 

その後も染み出しの情報や、大きなつららの情報があり、

暫くご無沙汰していましたが、

もう雪の心配は全くない、ということなので

17日(月)に久しぶりに行ってみました。

 

この日は20度近く気温が上がり、終日快晴の予報晴れ

 

朝、アプローチの林道は霧の中霧

でも、これは予報でも言われていて、「予報通り」な感じでした。

 

岩場に到着したのが9時半ごろ。

アップが終わって10時半ごろ。

 

…まだ、霧の中。

 

以前降った雪の以前降った影響からか、

「おいしいよ」から下のほうのルートは、かなり酷い染み出しが…。

 

  ↓ 快晴のはずが…午後になれば晴れる??

 

岩に水を含んでいるから、晴れて表面が乾いても、

今日のようにちょっと水分を含んだ天気だと染み出してきてしまうようです。

 

先ずは、今日一緒に行ったN君のトライルート「即身仏(ミイラ)」)13cのビレイに行く。

二段岸壁の端にあり、フィックスを辿った一段目の岸壁の上から取りつくので、

帰ってくるまで結構時間がかかる。

時折、雲が薄くなって薄日が差すので、

この間に少しは乾いてくれれば…。

 

  ↓ 時折、こんな感じに明るくなる。

 

ビレイから帰ってきたけれど、お天気の状況は変わらず。

従って、トライルートの「任侠道」12d/13aも、当然乾かない。

 

もう待てないので(ほかに私と同じルートをトライする人は、まだ乾くのを待つようだけれど)、

1便出すことに。

 

下部はびっしょびしょあせるあせる

こんな時に限ってウエスを忘れた…汗

岩場もちょっと間があいただけで準備が悪くなるダメダメなワタクシ。。。

 

3本目前の悪いムーブは

何とか無事こなし(この辺りはホールドが小さいためか染み出し少ない)、

カチをガストンで押さえての嫌なクリップも無事出来て、

ガバアンダーで身体を引き上げようとした途端、

手と岩の間に出来た水の膜で手がすっぽ抜けた滝汗

 

当然、ふぉーーーるビックリマークゲッソリ

 

その後の核心までの一手一手が遠いガバ帯はすべて濡れており、

いつでもすっぽ抜けそう…

 

でも、テンションせずに頑張って核心に到着。

核心直前でレストしても回復せず、左縦カチから右手棚カチ出しで

息絶えました。

 

その後、核心ムーブはテンションが入るとこなせたものの、

悪い足上げでビビり、思わずボルトを踏み、ヌンチャクを必死でつかんでクリップ。

疲労困憊してその上のムーブがこなせず、1便目はそこで降りました。。。ぼけー

 

2便目。

1便目のトライ時は、この濡れ具合だと2便目はないな、と思っていましたが、

下から見上げると、ほーーーんの少ーーーし、乾いてきたような…???

今日の目的は、上部終了点までの確認だったので、

やはり、やっておこう。と思い、トライ開始。

 

件のアンダーは無事越えたものの、その上の遠いガバ帯で

今回もすっぽ抜けーーー叫び!!

 

気を取り直して核心を越え、

右手カチを取ってた後の悪い足上げ。

 

今回は”A0”にならずとも行けるかな!? と一瞬よぎったものの、

岩が染み出しで濡れて、黒々しているのが視野に入った途端、

すっぽ抜けを思い出して、またしてもボルトを踏んでしまいました…えーん

くぅーーーっ!!

クリップはなんとか頑張ってヌンチャクを掴まずにしたけれど…

 

あ~、恥ずかしい~。。。ショボーン汗

お前はその程度のクライマーなんだよっ!!

 

遥か足下のボルト位置と濡れた岩による滑り落ちが怖かった。

それに、ダメージ少なく上部を確認したかった。

…言い訳です。

 

上部は染み出しもなく、また曇っているためか岩の状態も良く、

そこからはノーテンションで終了点に行けました。

 

が、、、

今後、トライの仕方に気を付けよう、そう強く反省しました。

 

今日は午後になっても晴れず、終日霧の中でした。

私の心も晴れなかったなぁ。