大河ドラマ「平清盛」の感想
ネタバレありです



私最近すっかり
頼盛(よりもり)さんのとりこなんですハートハート



冷静だけど熱い面もあり
一見冷たい人かと思えば温かく
ひ弱そうに見えて腕が立つ
強いだけじゃなく弱い面もある
若いのに自分なりのブレない想いがある








あれ⁉
書いてて気付きました
このギャップ
西島隆弘君自身と似てる
私はいつもギャップにやられる
こういう人を好きになるんだなぁ好



歴史上有名な人物ではないけど
にっしーの演技で
奥深く人間味のあるとても興味をひかれる
人物になってるんです


私はつくづく
にっしーの芝居が好きなんだなぁって
思います照れ





第20〜23回
まとめての感想です

22回には登場しなかったけど
あとは結構出てました




1156年の話だから

1133年生まれの頼盛さんは
23歳になってます


第20〜23回は
保元の乱(ほうげんのらん)にまつわるお話



保元の乱とは。。。

(息子の歴史の教科書と資料集より)


これを見てもらったらわかるように
身内同士が敵味方に別れた戦です



もらわれてきた子で
平氏とは血のつながりのない
清盛(松山ケンイチ)


一方兄家盛(大東駿介)が亡くなった後
唯一の平氏直系となってしまった頼盛


頼盛には平氏の血を絶やしたくない
血を引く自分が生き残らねばという
意識がとても強く

平氏の血筋を守りたいがために
棟梁である兄清盛を裏切り
上皇方へ付こうとしました
頼盛は上皇方が勝つと思ってたんです

でも
頼盛を一族の裏切り者にしたくなくて
頼盛の代わりに上皇方に付くことにしたのが
叔父忠正(ただまさ:父の弟:豊原功補)です
(ちなみに父役は中井貴一さんです)


表の丸で囲んだところ
本来なら頼盛があそこにいて
負けることになるところだったけど
忠正が頼盛を守ってくれたんです






この優しい視線の向こうにいるのは
母親役の和久井映見さん
母親に見せる優しい笑顔がたまらない
いいなぁ
母になりたい





にっしーのこの色々な表情を見て‼
ほんと表情で語るんです
それも嫌味なく

すごいなぁキラキラ












きれいな涙…

 



負けた崇徳上皇(すとくじょうこう:井浦新)
側に味方した忠正を斬首せよとの命令が
下されました




自分の身代わりになったばっかりに
斬首されることになった忠正に対し

「申し訳ござりませぬ、叔父上」

と詫びる頼盛に対して

「お前のせいではない
わしの苦しみは平氏がついえることじゃ
ここで身内を斬る痛みを乗り越えてこそ
一門は栄える
そのためならばわしは喜んで斬られよう」

と答える忠正

この叔父の想いを
頼盛は胸に刻みつけて
これから生きていくのでしょうね



また忠正は清盛にとっても大切な人
その大切な人を自らの手で斬首しなくては
ならない
その苦しみは計り知れず
見ていて本当に胸が苦しかったです



叔父忠正を死に追いやったこと
清盛に忠正を斬首させてしまったこと


頼盛はきっと一生負い目を背負って
生きていくんですよね
つらいなぁ…

でも辛すぎる出来事を経て
人として男としてさらに成長したはず
頼盛のこれからが楽しみです




読んでいただきありがとうございました