今回お参りするにあたって
そもそも伊勢神宮とは?
まずそこから出発しました。
ネットや本でちょこっと調べたかぎり、
神様の生い立ちは古事記と日本書紀とで違ったり
日本書紀の中でも違う記述がある・・・
なので自分なりにまとめてみました^^
違うよ、こういう説が有力だよ、などありましたら
コメントしてくださると嬉しいです。
内宮正宮のご祭神は皆様ご存知
天照(アマテラス)大御神さま
伊弉諾尊(イザナギノミコト)の左目からお生まれ
外宮正宮のご祭神はいまいちマイナー
豊受(トヨウケ)大御神さま
伊弉冉尊(イザナミノミコト)のお小水!から生まれた
稚産霊(ワクムスビ)・・・の娘
アマテラスさまが内宮に定住して500年くらいたったころ
丹波の国からお食事係で招集されました。
彼女(外宮の建築様式から男神の説もあり)に関しては
記述がほとんどありません。
アマテラスからしたら血縁のない姪みたいなもの?
でもアマテラスと対に祭られています。
もうこのあたりで???ミステリアスすぎる~
ほとんどの日本人はあんまり深く考えずお参りしています。
私もそうでした。
そして
内宮に対をなすように月読宮
外宮に対をなすように月夜見宮
どちらもツクヨミノミヤと読みます。
ご祭神は月読命
伊弉諾尊(イザナギノミコト)の右目からお生まれ
イザナギ父ちゃんとイザナミ母ちゃんのお子様の中で
天照大御神(アマテラスオオミカミ)
月読命(ツクヨミノミコト)
須佐之男命(スサノオノミコト)
この三人は別格、三貴神。
でも時間があったら内宮に近い猿田彦神社も来てね^^だけど、
月読宮、月夜見宮はそんなにプッシュされてないですよね?
ちなみに猿田彦さまは先に住んでた土着の神様。
私が伊勢神宮を造るとしたら
内宮 アマテラスちゃん
外宮 ツクヨミくん
で、それぞれお食事の別宮 トヨウケちゃん
にしてしまうと思うの。
「食べる」ということは「生きる」ということ
そういう強い思いがあるのかなぁ・・・(゚Ω゚;)
今回私はお土産を選んでいて、とても驚いたのです。
まず「衣」
伊勢木綿って綿から栽培されているの。国産。
麻も絹も作ってる。
伊勢型紙という技術が確立されていてめっちゃ素敵な柄、
「注染」という技術で裏も表も同じように染めることができる。
そして「食」
気候的にお米も作りやすい。
お茶も
お醤油も
鰹節も
今回買ってないけど「あおさ」
そういえばいつも買う芽ヒジキは伊勢産だわ。
今飲んでるのは伊勢で買ったほうじ茶(激うま)だし。
松坂牛も近いし伊勢海老はとれるし。
最後に「住」
これは皆様ご存知^^
伊勢神宮は式年遷宮という儀式が行われます。
20年毎に新しい社に神さまがお引越しします。
そのため材木業も盛ん。
20年だと木材としてはまだ全然使えるので
全国の神社に差し上げたりするらしいです。
また20年毎建て替えるということは
宮大工の技術が途切れずに伝わっていく。
全部揃ってる!すごいね~
倭姫命がここにしよ~って決めたのは
やっぱりおいしいご飯が食べられそうだったからじゃないかな~
豊受大御神が
天照大御神と並んでお参りされるのは
「食べることって大事~」
ってことなんだね、きっと。




