観相師ふかマンです。

実は私、歴史の大ヲタクです。

 

ほら、「歴史から学ぶ」ってあるでしょ。

 

歴史に残るような人物、って並大抵ではないですよね。

そんな大人物たちの経験や考え、行動などを学べるとあって。

そっち方面から歴史が大好きなのです。

 

さて、題記の幕末。

何故、歴史に幕末を持ってきたのか?というと。

 

幕末時代。

今からまだ、たかだか150年前の話です。

 

この頃ともなると暗箱・・・もとい、写真機が出てきます。

 

そうすると、歴史的な人物を

写真通して直にお顔を拝見できますね。

 

そこから観相師である私が

「ふむふむ、この方はこういう方です」と人相や行動を

お好きなように観察させて頂いていきます。

 

女性ウケも狙って(笑)

『幕末イケメン』シリーズをやってみようと思います!

 

 

(´∀`*)ウフフ

それではいってみましょう。

 

まずの一番手!

泣く子も黙る新撰組にして鬼の副長『土方歳三』

 

おお、なかなかの漢(オトコ)っぷり!!!

ってか。

 

土方歳三、壬生狼時代の現役写真発見かよ!って?

 

いやいや。

これはネットから拾ってきた、コラージュです。

 

・・・しかし。

よくできていますね、これ(感心しきり)

合成とはいえ、元の部分をしっかりと再現している。

 

若かりし頃はこうだった、と思ってもいいんじゃないでしょうか。

 

これで京の都中の女たち

注目一同!っていうんですから、納得です。

 

このコラージュの元になった

本当の写真はこちら!

 

函館戦争時の土方歳三さんです。

これは代表的な写真ですね。

髷もとっくの昔に切ったのか、すっかりと洋髪洋装が板についています。

 

 

“人相”として、その土方歳三さんを紐解くとこうなります。

 

「やや細めの眼」と「スラッとした鼻筋」。

そして、鼻元からみてやや「上部に配置された耳」。

その耳なかの「でっぱった耳殻」。

キリッと切り結んだ「一文字の口」。

 

自分なりの哲学と美学。

 

常に「どう生きれば美しいか、どう冷静に生きればいいか」

修羅の道なかを心失わず“自我”を保ち生き抜けてきたお顔。

 

相当なダンディズムをお持ちです。

 

譲れない美学を強くお持ちなので、多くの考えが集まる組織のリーダーには向きません。

だけど、人事には実行力を持ちたい。

そういう意味で、ある意味大らかだった近藤勇を握って新撰組を動かしていた

真の局長だったのは彼だった、と私は思います。

 

豪放な男性的だった近藤勇さんに対して

家を預かる女房的な立ち回りが土方さんだったのでしょう。

 

ああ、そうそう。

恐い言い方ですけど、怒らせたら簡単に斬りますよ。

相当な短気です。やっぱり。

 

やはり、鬼の副長ですね。

 

さて、もう一つ。

行動を診る『観相』からはこういう見解です。

写真撮影当時の土方歳三さんの心境。

 

やや伏目がちな黒目に少し曲げた口。

そして、それに相反して背筋を“シャン!”とした相好の様。

 

一言でいうと

『滅美』というものを噛みしめていたのでしょう。

 

そろそろ自分は滅んでいく。

だが、一軍の将として最後まで恰好を崩さすに生き抜く。

 

もはや写真撮影をする技師の顔も頭にないのでしょう。

 

「如何にどう生き、死ぬるか」

きっとそれが頭にいっぱいだったのだと思います。

 

もう一つ。

こちらも真作ものです。

 

姿恰好を見るに、同じ日時に撮影したものでしょう。

 

私としては、多分これは二枚目のだと思います。

先のをしっかり撮ってもらって、こちらの方は幾分か力を脱いだ。

そんな感じです。

 

多分、「刀をコートから出してみて下さい」という

撮影技師のリクエストに応えたものと思われます。

 

この写真からも観相できます。

言い切ったら何だけど。この時の土方歳三さんはテレたのではないでしょうか。

 

先のキリっとした恰好から一転。

「こいつ、俺に意見しやがった」とテレながら、リクエストに応えた。

 

私にはそう見えます。

あなたには如何、お見えでしょうか。

 

などなど。

もっともっと、人物論を語りたいのですが。

 

キリないので、この辺で。。。

 

最後まで読んで下さって、本当にありがとうございます。

 

 

次の勝手に観相『幕末イケメン』は「山岡鉄舟」さんです。