こんばんは
FUJIYAMAめだかです
昨日の続きです
そんなこんなで、何気に水面を見たら
幹之のようなメダカが十数匹泳いでいたのですが
改良メダカは元々日本の
川メダカから進化したとはいえ
あくまでも改良メダカなので
絶対に放流してはいけません
色々な所で言われていたので
流石に逃がす人はいないだろう
と思っていましたが…
やっぱりいるんですね。。。
それを見つけた瞬間
本当にガッカリしました
ちなみに改良メダカではない
普通の川メダカだとしても
放流は絶対にダメです
放流してはダメなのかと言うのは
以前もこのブログで書いたと思いますが
日本の野生のメダカには
キタノメダカとミナミメダカが
存在しています
ショップでの購入や友達に貰ったなど
何かのきっかけで
川メダカを手に入れたとしても
それがその地域のメダカでなければ
容易に交雑して、その地域に生息していた
本来の純粋な川メダカが
居なくなってしまいます
絶滅危惧II類に指定されています
数が減ってるから
増やしてあげようという好意だったとしても
やたらと放流してしまうと
在来種と混じり雑種となってしまい
元々の純血のメダカが消えてしまいます
なので、改良メダカだけに限らず
川メダカの放流も絶対にやめて下さい
因みに…
メダカに似ているカダヤシは
ブラックバス同様に特定外来生物で
飼育、保管、運搬、譲渡、放流も
禁止されていますので
ご注意下さい
中学生の時には近くの溜め池に
野良グッピーが大群で泳いでいた事もありましたが
そこの池は埋め立てられてしまいました…
更に余談になってしまいますが
自分が、まだ病気になる前は
源流でのイワナ釣りも好きで
人が全く入らないような山奥に
ヤマトイワナを求めて
釣りに行っていたのですが…
イワナにも
ヤマトイワナとニッコウイワナがおり
(他にも種類があります)
一時期、本来ならその川に生息していない
ニッコウイワナが漁協により放流されていたと
聞いたことがあります
放流が行われていたのは
釣り場よりも下流だったようですが
上流域でもヤマトイワナとニッコウイワナの
交雑種が殆どとなってしまい
純粋なヤマトイワナが
殆どいなくなってしまった川もあります
静岡県はリニア問題で色々ありますが
ちょうどリニアの周辺がヤマトイワナの生息地で
ヤマトイワナに関しては
県レッドデータブックでは絶滅危惧種の中でも
最も高い絶滅危惧1A類に指定されているので
水問題だけでなく、その辺の保全も考慮して
リニア問題が解決すると良いな…と思います
富士宮市はニジマスも有名で
養殖はもちろん、放流も盛んで
そこら中の川でニジマスが釣れるのですが
ニジマスも本来は日本の魚ではなく
外来魚となります
(ニジマスは獰猛で侵略性の高い外来魚です)
昔は富士宮市の大イベントとして
大規模なマス釣り大会があり
今以上に放流も盛んだったので
本当に沢山のニジマスが普通に川にいて
学校が終わるとニジマスを釣りに行き
自分も散々楽しませてもらいましたが
今考えると、市をあげて外来魚の放流と言う
凄い事をしてたんだな…と感じます(笑)
(おかげさまでその時は楽しかったです)
で、ようやく本題に戻りますが
在来種への影響や環境面で
メダカの放流をしてはダメだと書きましたが
一番恐ろしいのはブラックバスのように
飼育も禁止されるのが一番最悪の
パターンです
今回改良メダカを見つけた貯水池には
ブラックバスもおり、その影響か…
もしくは幹之みたいな派手な光沢は
鳥などの天敵に見つかりやすいので
天敵に食べられてしまったのか…
理由はわかりませんが、幸いにも?
先日行った時にはいなくなっていました
度々話題にしてきたので
いつも読んで下さる皆さんは
さすがに大丈夫だと思いますが
周りに、これからメダカを始める方や
メダカをやめようとしている方がいましたら
放流は絶対にダメだと
合い言葉のように声をかけあってもらえると
嬉しいです
環境面は勿論、これからも末永く
メダカ飼育が楽しめるように
皆でマナー(ルール?)を守って
楽しみましょう
以上
絶対にダメなやつを見つけてしまった話(後編)
でした
今日も優しさの1ポチを
宜しくお願い致します
↓↓LINE会員募集中↓↓
LINE会員様限定のお得な情報も配信!
↓友達募集中↓
LINE@→FUJIYAMAめだか
Twitter→FUJIYAMAめだか
Facebook→FUJIYAMAめだか
Instagram→FUJIYAMAめだか
ではまた