FUJIYAMAめだかです
今回は初心者向けの記事なので
例によってベテランの方々は
あたたかい目で見守って下さい
早速ですが以前もご紹介したように
メダカを本気で殖やそうとすると
それなりに手間がかかったりします
ただ、固定率が高い品種で
とりあえず系統維持程度で十分とか
そんなに殖えても困る…
みたいな事も多いと思います
そんな時は「親抜き」です
プロでやっている方もいますし
ベテランの方々にとっては
当たり前だったりしますが
意外と一般的には知られていないのかな？
…といった感じです
この方法も本気でやれば
相当殖えるのですが
多品種をやろうとすると
物凄くスペースが必要です
まず、基本的な事ですが
卵や稚魚は親メダカに食べられてしまうので
通常は卵を採ってあげるのですが
この方法は、産卵させたら
卵を採るのではなく
親を抜いてそこで孵化させる方法です
具体的には…まずこんな感じに
産卵床を入れた容器に種親を入れ
普通に産卵させます
で、1週間程度したら
親を抜いて蓋をします
(蓋をしないとボウフラが湧きます)
)
そのまま1週間くらいすると
針子がワラワラと孵化して来ます
産卵床に産みつけた卵はもちろんですが
メダカはかなりの卵を産み落とすので
その子達も孵化してきます
で、針子がある程度大きくなったら
別の容器に…となるのですが
系統維持程度ならそれも面倒なので
最初から60リットルのトロ舟で
産卵させます
↑の容器には二週間前まで
種親を10匹くらい入れていました
で、写真だとわかりにくいですが
針子や稚魚がワラワラといます
通常、針子はタモで掬うと
弱ってしまう事もあるので
あまり掬いませんが
今回は試しにガサッと掬ってみました
既に大きさはバラバラですが
一掬いでこれだけ掬えました
このままこのトロ舟で飼育していると
大きな子に小さい子がつつかれてしまい
だんだんと数が減ってしまうので
サイズ分けは必要ですが
ある程度いれば良い…って場合は
このまま飼育していれば成魚になります
ただし、サイズはバラバラなまま
小さな子は大きくなれないので
やはりある程度はサイズ分けを
してあげるのが良いと思います
以上
お手軽にメダカを増やす方法
でした
は→