森市地蔵 葛飾奥戸 | 農林住樂

農林住樂

民家の四季・小さな旅・移築・再生再築工事・草花・樹木・様々な職人名言など紹介して行きます。

6月29日(土曜日)曇りのち晴れ

移動途中ちょいぶら 森市地蔵 へ

森市地蔵は、森市という行者が入定した塚で森市を哀れみ地蔵尊が祀られています。

また横には、南葛八十八ヶ所霊場12番の弘法大師像が安置されています。

森市地蔵由来

此の入定塚は、森市という六部(行者)の終焉の地です。 

以後この場所を森市地蔵・または圦の河岸と呼んでいます。 

森市は、江戸時代他国より廻国してきた「六部」で、

此の村で何年か過ごしましたが村人にも大変尊敬された行者でしたが

「自己の天寿を悟り」今迄大変お世話になって村の人等の繁栄を祈願し

「入定」しました(入定とは生きながら墓穴に入り、即身仏となって命を断つ意)。 

経文を唱え、鉦を打ち、其の音が「三日・三晩」続いた…と伝えられています。

村人は森市の死を哀れみ、お地蔵様を祀り供養しました。

 現在のお地蔵様は、お堂に祀られている聖徳太子像の、

背面に安置されています。(境内掲示より)お願い​​​​​​​