犬の栄養の吸収と体内での働き | 人間より動物好きの獣医 シワ神シワ男

人間より動物好きの獣医 シワ神シワ男

埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店


わんちゃんの体調を知るには、食事内容やうんち、おしっこ、しぐさの観察、皮膚、被毛、毛並み、毛質の状態をみます。

臓器の調子が、皮膚や毛艶、毛並み、毛質、うんちやおしっこに出てきますので、臓器の調子が悪くなると皮膚炎が出たり、毛艶が悪くなったり、毛並みが悪くなったり、毛質が悪くなったり、うんちの匂いがものすごく臭くなったり、尿の色や匂いが悪くなったりします。

臓器の不調が、体の表面に現れてくるので、それを確認します。

五臓六腑の働きは、胃→膵臓→小腸→大腸のラインの脾胃、肝臓→胆嚢のラインの肝胆、心臓→肝臓(三焦)→小腸のラインの心小腸、肺→大腸のラインの肺大腸、腎臓→膀胱のラインの腎膀胱があります。

このそれぞれのラインの働きにより、体の中でなにが起こっているのか、どこでなにがおこっているのかを知ることができるようになります。

食べ物が口から入るとまず胃にいきます。
胃から小腸に行き、大腸に行って肛門からうんちとして出てきます。
そのうんちを見ることで、胃、膵臓、小腸、大腸の異常がわかります。

また、ゲップやおならが多い時は、腸管の動きが悪くなっています。
腸管の動きが悪くなっているときは、空気を飲んでいるか、高タンパク高脂肪のフードを食べていることがあります。

フードを食べる時に一緒に空気を飲んでいる場合がありますので、空気を飲まないようにすることで、ゲップやおならが減ることがあります。
床にフードをおいて食べさせている場合は、台に乗せたりすることでフードを食べる位置を高くします。
そうすると空気を飲む量が減って、ゲップやおならが減ることがあります。
腸管に空気が入っていると消化、吸収が悪くなりますので、空気を飲まなくした方がいいです。

高タンパク高脂肪食になっていると腸管の動きが悪くなり、ゲップやおならが出ることがあります。
その場合は、低タンパク低脂肪にして、繊維質を増やすようにします。
腸管の動きが悪くなっても消化、吸収が悪くなります。
また、腸管の動きが悪くなると流れが悪くなり、十二指腸の運動が低下すると胆汁の排泄が悪くなり、胆泥症なります。

肺炎が起こると肺と大腸がつながっているため、大腸も悪くなり下痢をします。
小腸が悪いと小腸と心臓がつながっているため、心臓が悪くなり、心内膜炎を起こすことがあります。

このように臓器はラインでつながっているので、ラインの臓器も一緒に悪くなります。
つながっていることがわかります。