腎の対応として温める方法のお灸や棒灸 | 人間より動物好きの獣医 シワ神シワ男

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埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店


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腎臓の中医学による治療方法として、鍼治療の話をしました。
その中で、補腎をしたり、腎臓周囲を温めたりするという話をしました。

今回は、具体的にどの様に温めるのかという話をします。
中医学的には、灸をおこないます。
ツボのところに灸をおいて、温めるようにします。

動物の場合は、毛がありますので、毛の上からお灸をすることになります。
毛刈りをしてお灸をすることはありません。
毛の上からお灸をおこないますので、ちょっと毛がもえてしまうこともあります。

棒灸というものもあります。
ドーム上になっているところにもぐさの棒の灸を差し込んで、温める方法です。
これなら広い範囲を温めることができますし、毛が焼けてしまうことがありません。
ただ、棒灸に火をつけますので、煙がものすごく出ます。
煙と臭いがすごいことになるのが、欠点です。
棒灸は、楽天とかにも棒灸セットが売っていますので、飼主様にご購入いただいて、ご自宅で棒灸をやっていただいている方もいらっしゃいます。
家でもできるところが利点ですね。

火を使わない電子のお灸もあります。
もぐさを温熱器の先につけて、その温熱器を使ってツボに当てて温めます。
これは、棒灸のように火を使わないため煙が出ないのでいいです。
これもご自宅でやっていただくことができますので、いいです。
この治療器は、楽天とかで購入することができません。
医療機器なので、病院で購入していただくことになります。
治療器の先端につけるもぐさのチップがありまして、そのチップが1週間から10日ぐらい持ちますので、毎日使って温めてあげるといいです。

電気を使って温めるので、煙も出ないですし、匂いも少ないので、おすすめの治療器になります。
これは、人の治療器を代用して、動物に使いますので、1つあると飼主様と動物と一緒に使うといいですよ。

自分も17歳の老猫に使っていますし、自分も使っています。
老猫も温めてあげると気持ちよさそうにしていますし、食欲が落ちた時も温めてあげると食欲が出ることもあります。

冬場に入り、人でも暖房をつけていても冷え性の方は、寒かったり、足先や手先が冷たくなり、痺れるような痛みが出るのと同じで、腎臓が悪くなっている動物も冷え性になりますので、直接温めることも大事ですね。