腎不全の中医学の考え方 | 人間より動物好きの獣医 シワ神シワ男

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埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
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腎不全の話をしてきました。
今回は、東洋医学的な腎不全の考え方の話をしようと思います。

腎不全は、心臓の機能の障害だけでなく膀胱の機能の障害も一緒になると考えます。

中医学では、腎と膀胱は表と裏の関係にあると考えて、腎と膀胱は密接な関係があるとみます。
腎に関係する経絡、骨、髄、脳、尿道、肛門、耳、子宮、奇経八脈などからなり、精を蓄え、水をコントロールして、腎が呼吸作用に関わる納気をおこない、骨を総括し、髄を産み、脳を満たし、聴覚と大便と小便などの生理機能をおこなっています。

膀胱は、尿を蓄えて排泄する作用があり、その経脈は腎と連絡していて、表と裏の関係を保っています。

これらの機能に何らかの原因で異常が起こった状態を腎不全と考えています。

腎は経絡では、後肢少陰腎経に属していて、膀胱に連絡して、足の裏、踵、膝、腰、咽頭、舌根などを通っています。

膀胱は、後肢太陽膀胱経に属していて、腎に連絡していて、内眼角、頭頂部、後頭部、脊髄
の両脇、肩背部、腰仙部、膝窩、後肢下腿、足背外側などを通っています。

病気を引き起こす原因は、外邪の侵入と内傷から起こります。
外邪による直接腎に障害を与えるものや他の臓から侵入したものと考えます。

腎不全は、内傷によるものがほとんどで、老齢、久病、疲労などによって腎の精が消耗したものや他の臓の病変が腎に波及したもの、腎自体から発症したものなどがあります。

腎不全の考えがあります。
その分類は、次回お話します。