前十字靭帯断裂 痛みを軽減させるトレーニング&整体※テーピングなし | 藤田淳士オフィシャルブログ「Beauty Training」Powered by Ameba

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柔道整復師でいつもお世話になっている先輩Kさんのもとへ。



Kさん、前十字靭帯を断裂し、来月6月に再建手術をお受けになられます。


写真のように、現在、左ひざ周辺に腫れがある状態です。

もちろん、引きずり歩行、屈伸角度にも脛骨内側顆に痛みが走り制限あり。

膝伸展で抜ける感覚。

ストレステストも引き出しも確認。


トレンデレンは、もちろん大腿骨内側顆が内旋のように滑り落ちる感覚で

立ってられません。


あらゆる

ADLに支障が出ている状態です。

この痛みのある状態を10とし


テーピングなしで

ADLでも支障のでない0から2までのレベルまで下げることを目標に

トレーニングと整体でアプローチさせて頂きました。



【トレーニングと施術内容】


二年半前、ACL断裂

筋力アップで野球OK ただ冬場には痛み 特に横の動きに痛み

この4月にフットサル中、再び、内側に入った瞬間に激痛が走り、次の日には膝はロッキング状態。


では、

全て、屈伸運動を痛みの指標とします。


【整体】

自身が考案したPN理論をもとに施術を開始。


屈伸時、テニスボールも挟めない角度で左ひざ内側に痛みが走る。


まずは親指の腹で鵞足止め

中指で半腱下3分の1狙い

さらに、私の足の甲を患側の土踏まずに入れる。


ここから

屈伸時の内側痛みが少し薄れはじめる。

痛みは、次に外側広筋下3分の1へとうつる。

局部ではなく、腓骨頭を包み込む形で手のひらサイズで痛みが発生。


脛骨へよりかかった腓骨をはがすように、

指をスライドさせながら、前脛骨筋。


これらを繰り返すことで

外側への痛みも消える。

そうなってくると、

痛みが中央、大腿直筋中央よりやや上に痛みが発生。

これは、

今まで使えていなかった内側広筋と中間広筋の溝からの波及を含めた

大腿直筋への過負荷。

なので、

内側広筋と外側広筋を鷲掴みし大腿直筋を引き上げることで

屈伸時には全く痛みは消える。


さらに、背部へ回る。


狙うのは、大殿筋下降付近。

坐骨よりやや外側斜め上。これにて歩行も屈伸時にも股関節の制限角度を解除。


あと、おまけくらいでガストロ外側上部をアプローチ。

痛みが消えてきたので


ここから


【トレーニング】


膝の間にクッションを挟む。

屈伸→左膝は固定のままで右膝を内へときつく寄せる。

左膝は垂直に保つ支持力で内側広筋を働かせるだけ。


左足だけで

片足バランス。つま先7度ほど外旋位で親指屈曲位でキープ。

足底をOVER気味に稼働させる。


続いて、親指のみ伸展で屈伸。

さらに、横臥位で内転筋トレーニング、一緒に半腱まで響かせる膝の角度へと誘導。


あと、細かいことをいくつかし終え、

施術&トレーニング終了。


再確認。


屈伸時にも膝にも痛みなし。

歩行も引きずりなし。


10のレベルが1か2になっているとKさんの感想。


このまま続けたら早い段階で

ADLにも支障はでないだろうと判断されていました。


ただ、硬直を緩めたに過ぎないため

翌朝には同じく痛みが発症。


だが、いつもより痛みがひくのが多少早かった。


この施術&トレーニングを繰り返しを続けていくことで

筋肉の強化、柔軟性をつけていくことが一番。


ご協力頂いたKさんに大変感謝です。

ありがとうございました。


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