『WCRP 日本委員会(WJ) アジェンダ 2030 あらゆるいのちと尊厳を守るコレクティブ・インパクトをめざして~誰一人取り残さない世界に変革する~』が発表されました。

アジェンダ2030策定の背景として以下のような説明があります。

WCRP は、1970年に創設され、2020 年で 50年を迎えました。創設の原点は、京都で開催された第1回世界宗教者平和会議です。そこで先人たちが謳ったのが次の WCRP の理念です。

宗教者は、人類一人ひとりが地球家族の一員として根本的に尊厳にして平等であることを再確認し、宗教的霊性が究極において憎悪・敵意・利己心に打ち克つという信念を共有し合い、平和の担い手として協働する特別の責務があること。

宗教者は、しばしば、自らの宗教的理想と平和への責任に背いてきたことを反省し、また、平和の大義に背いてきたのは宗教ではなく、宗教者であることを自覚し、これを平和への取組みの基本的姿勢とすること。

宗教者は、世界の平和を脅かすさまざまな現実を凝視し、貧しき人々、虐げられた人々、戦争により生命、財産、自由を破壊された人々など、力なき、声なき人々に代わって、国際機関をはじめ社会のあらゆる部門に現状を認識させ、さらに連携を図りつつ、平和の呼びかけを行うこと。

この理念は、50年の WCRP 活動の時の流れにあっても色あせることなく、燦然と輝いています。
一方、現在、WCRP を取り巻く世界の情勢は大きな変革期にあります。グローバリゼーションの一層の進展、人工知能・デジタル化等の先端技術の急速な進歩、人口の急激な増加など、社会のあり方に根本からの変革を余儀なくしています。そして、地球環境の危機、資源の枯渇、異常な貧富の格差等の地球規模の課題がますます深刻化し、世界の様相は不安定なものになっています。

このような時代の変化に対応すべく10年後の2030年を目標とするアジェンダを策定されました。
内容は以下の図にまとめられています。