参議院選挙を前に、マスコミ各社から同じような質問が届いています。

報道では、詳細な説明が記載されることはなく、「改憲派」「護憲派」という形で括られてしまう可能性が高いと思いますので、この機会に私の憲法についての考え方をお伝えしたいと思います。

 

1.憲法改正に賛成か。反対か。

私は、「憲法改正」自体には反対しておりません。憲法は不磨の大典ではなく、時代によって変える必要があるところも出てくるものだと考えております。

もちろん、そのための改正であっても、議論を尽くし、国民が納得できるもので無ければならないのは当然のことであります。

 

2.自民党と統一会派を組んでいるが、自民党の改憲4項目には賛成するのか。

自民党が公表したいわゆる「改憲4項目」は、「条文イメージたたき台素案」であり、自民党として議論の土台となるものを提示したものであります。

国会の憲法審査会において、各党が真摯に議論を重ね、その過程での修正も有り得るものであります。

特に注目をされている「自衛隊の明記」については、9条への追記という形ではなく、例えば憲法73条(内閣の責務)への追記ということも検討の余地があるとも考えております。

 

以上です。

 

私は、憲法9条は日本国憲法の3大原則の1つである「平和主義」の根幹であると考えており、憲法9条を改正するのであれば、「国民合意」ではなく、「国民総意」で無ければならないと考えております。

国民を二分するような状況をつくることは望ましい状況ではありませんので、しっかりと国会で議論を尽くし、そして国民の皆さまとも議論をしていかなければならないと考えます。