地元、ポートサイド地区にある眞葛(まくず)ミュージアムに伺いました。



京都で代々やきものを生業とする家庭に育った宮山香山は、輸出向けの陶磁器を製造するために、明治4年に、横浜太田村(現在の南区南太田)に眞葛焼の窯を造りました。

横浜開港と同時期に、眞葛焼は世界に渡り、世界の人々を魅了することになります。

その後、昭和20年の横浜大空襲で窯は全焼し、眞葛焼の歴史が幕を閉じることになります。

そして現在、横浜市神奈川区在住の山本博士さんが私財を投じて、横浜から世界に渡った眞葛焼を日本に。

アートとデザインの街ポートサイド地区に『宮山香山 眞葛ミュージアム』を開館しました。

横浜発祥ですが横浜市民がほとんど知らない眞葛焼。

世界を魅了した幻のやきもの眞葛焼。

ミュージアムに訪れると横浜の歴史そして日本の歴史の素晴らしさを感じることができます。






・宮山香山 眞葛(まくず)ミュージアム
  横浜市神奈川区栄町6-1
  ヨコハマポートサイドロア参番館1F-2
  045-534-6853

  毎週土日開館 開館時間10時~16時まで
  大人 500円 中高生 200円