NHKにも私の著書で勉強して欲しい
■講師派遣は →こちら■プロフィールは →こちら金曜の晩、NHKの番組【ニュースウォッチ9】を見ました。イスラエル・イラン紛争に米国が軍人介入(イスラエル支援)するのかどうか。トランプ大統領の態度表明に関して、番組冒頭、大きな文字で次のように画面表示されていました。2週間以内に行動するかどうか決断するしかし、NHKのこの文字表記は、私の研修の受講生なら犯さないミスが含まれています。あるいは、私の下記の著書の読者なら犯さないミスが含まれています。なぜミスなのかというと表現が曖昧だからです。正確な情報を届けなければならない報道番組としては大きなミスです。NHKに悪意はない単なる過失ですが、不正確な情報の拡散を招く点でフェイクニュースと同類でしょう。トランプ大統領の意図は下記の【意味A】なのですが、上のNHKの表記では、下記の【意味B】とも解釈可能だからです。どちらにも解釈可能なので、結果的に曖昧なのです。意味Aと意味Bとでは、微妙ですが明らかに意味は異なります。意味A:「行動するかどうか」2週間以内に決断する。意味B:「2週間以内に行動するかどうか」決断する。トランプさんの意図では「2週間以内に」の副詞で修飾したい動詞は、「決断する」であって「行動する」ではないのです。「決断」と「行動」が同時だとは限らないからです。冒頭に紹介したNHKの表現では、この点が明確に伝わらないのです。日本を代表する報道機関としては、日本語にもっと敏感になって欲しいと思います。NHKのようなケアレスミスを慎重に避けている下記の報道が参考になります。ホワイトハウスの声明を伝えています。The White House has quoted US President Donald Trump as saying he will decide within two weeks whether to take military action on Iran, while leaving the door open to negotiations.within two weeksの副詞句が動詞decideを修飾していることを明確にすることで、それ以外の解釈を許さないように配慮されています。元民主主義国家であった米国も、ジャーナリズムでは、まだまだ日本より先進国のようです。それにしても、番組冒頭のあの曖昧なメッセージを書いたNHK職員は、同じNHK職員のチコちゃんに叱られないのでしょうか?「ボーっと書いてんじゃねーよ!💢」と。カタカナ英語から速攻で卒業したい方は↓著者による内容紹介はこちら↓【チャンネル名:PIVOT様】本書の要約は↓最短で「英語ペラペラ」にたどり着くコツ学校で何年も英語を学んでいるのに、「英語は話せない」という日本人が多いのはなぜでしょうか? もしかしたら、遠回りをしているのかもしれません。本記事では『日本人が「英語を話せない」たった3つの理由』(三www.flierinc.com目次は↓こちらAmazonは↓こちら書評はこちら↓『英検1級を圧倒したこの一冊【55】日本人が英語を話せないたった3つの理由』ここでは、英検1級1発合格術にこだわらず「ためになる英語」学習に関して、役立つ本を案内していきます。 54冊目は、「日本人が英語を話せないたった3つの理…ameblo.jp