喜多院の北参道北門から徒歩2分のところに『成田山川越別院』があります。
成田山新勝寺の別院で、地元では「川越のお不動様」として親しまれています。
◆山門
◆成田山川越別院本行院(別称:川越成田山、川越不動)
埼玉県川越市久保町9-2
●山号・・・成田山
●宗旨・・・真言宗智山派
●創建・・・嘉永6年(1853年)
●開基・・・石川照温
●ご本尊・・・不動明王
幕末の嘉永6年(1853年)に石川照温師によって、
当時廃寺であった本行院を再興し開創されました。
本山は千葉県成田市にある成田山新勝寺で、
この成田山川越別院は新勝寺の最初の別院でもあります。
大師堂には、真言宗開祖の空海、興教大師、理源大師が祀られています。
お堂の周りには四国八十八カ所のお砂踏み霊場あります。
こちらを一回りすると四国八十八カ所の霊場を巡ったのと同様のご利益を得られると
云われてます。
◆大師堂
大本山である成田山新勝寺のダキニ天が祀られています。
◆出世稲荷
「小江戸川越七福神めぐり」では、恵比須天を祀っています。
◆福寿殿
成田山川越別院の開祖・石川照温師が祀られています。
◆開山堂
本堂は明治6年(1873年)に造営されました。
◆本堂
◆手水舎
◆鐘楼
◆水掛不動尊(左)と縁結七福弁財天(右)
池にはたくさんの亀がいます。現在では約200匹以上生息しているそうです。
泳いでいる亀、石の上では甲羅干しをしている亀などなど。
◆亀の池
◆水子地蔵
◆水子地蔵霊山
本堂の中央にはご本尊の不動明王が祀られています。
人々の煩悩を不動明王の智慧で焼き尽くし、願いを成就させるという
護摩修行が毎日行われています。
◆本堂
本堂正面には大きな「本行院」の提灯が掲げられています。
◆おびんづるさま
御朱印は本堂左横奥の受付でもらえました。
◆祈祷殿
◆御朱印
◆成田山川越別院周辺マップ
江戸時代より鰻の名産地として知られていた川越には、老舗の鰻屋が多数あり、
天保3年(1832年)創業で川越を代表する鰻の老舗と云えば『いちのや』です。
お不動様(成田山川越別院)から歩いて3分のところにあります。
◆いちのや
埼玉県川越市松江町1-18-10
小江戸情緒を残した店構えは絵になります。
老舗うなぎ店らしさを感じる紙のランチョンマット。
特性うな重(菊) 3,950円を注文しました。
肝吸いとお新香が付いています。
代々受け継がれてきた秘伝のタレで焼いた鰻は柔らかく肉厚です♪
<参考文献>
・成田山川越別院公式ホームページ
・現地説明看板
・いちのや公式ホームページ
・ウィキペディア