ビジネスランチ予約の居酒屋から 突然の連絡。 予約前日の午後でした。
「水漏れのために通常営業が
できなくなりまして・・」
大切な経営者・幹部との食事会で それなりのサプライズも準備していたので 今から他を探すことは難しい・・ 困ったな・・
そう思った矢先、電話の向こうで 店長は言いました。
「トイレが使えないですけど
それでもよろしければ
お待ち致しますが・・」
商業施設内のお店なので トイレは割と近い場所にあることも わかり快諾。
当日客はすべてお断りする中で 予約の我々グループだけの 特別営業。
ありがたい対応でした。
店長のみの出勤で、 客は我々の3名だけ。
ランチなので 金額は合計でも4千円程度。 人件費、食材や油の準備他 生産性から考えれば 断られてもやむなしのところ。
それでも人の好い店長の
「せっかくご予約いただいたので・・」
という一言に心が動きました。
「予約なんだから 店は営業努力をするのが 当たり前でしょ」
という考え方もあると思います。
しかし、 ここはやはり感謝の気持ちで 受け取めたいですね。
感謝から入ると視界が違ってきます。 応援もしたくなります。
我々が通常行っている営業は・・ 客の側から考えた時
1:アタリマエといわれるものか?
2:ひと味違うといわれるものか?
3:マイッタといわれるものか?・・
これが感動営業の判断基準。
ここを正しく腹に落とすと・・ 感謝の数が増えます。
「ありがとう」を言われる数も 「ありがとう」を言う数も。
大切な考え方です。
感動をかたちに 喜びをちからに 感謝をこころに