こんにちは♪豊永よしこです
速いテンポでスケールを吹いたり、速いパッセージを吹いている時
自分ではあまり自覚がないのに
「走ってるよ!」「転んでるよ!」と注意される事ありませんか?
注意されたけれど、自分ではわからない・・・なぜ分からないのでしょうか?
実はテンポが走ったり、リズムが転んだりしている時は
その部分が聴けていない事が多いんです。
「拍の頭を合わせよう!」と思っている時は、拍の後半が聴けていなかったり
難しいパッセージでは、指を動かすのに夢中で
聴く事がおろそかになってしまう事が多いんです。
聴こえないものは、コントロールする事もできませんから
走ったり転んだりしてしまう
自分で聴けていないという事は、自分で改善する事が難しくなってしまいます。
演奏を録音して聴くのももちろん良いですが
「演奏しながら聴く」という練習もしていきましょう。
夢中で聴けていない時は、
無理なく聴けるテンポまで遅くして、出している音全部を聴く練習をします。
拍の頭だけに集中してしまう時は、
メトロノームを4分音符だけでなく、8分音符にして練習するのも
拍の後半を聴く練習になります。
聴く時は「どこが出来ていないか耳を凝らせて聴く!」というよりは
「視界を広く、音が聴こえてくる・・・」と思うと聴きやすいですよ
指の動きが悪かったり、息が出ていないのが原因の時もありますが
ただ聴けていないから、という事も多いんですね。
自分が聴けていない野放しの音も、お客様の耳にはしっかり届いています。
出している音全部を聴きながら吹く。
当たり前のことですが、改めて練習してみてくださいね
http://www.fujisaki-clarinet.com
実際の状況を見られないアドバイスは誤解を生みますので
クラリネットに関する個人的なご質問はご遠慮いただいています。レッスンでお会いできますように♪
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