速いパッセージが走ったり転んだりする理由♪ | クラリネット&アレクサンダーテクニーク~藤崎クラリネット教室ブログ

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千葉県習志野市・藤崎クラリネット教室主宰の豊永よしこが
クラリネットが上手になる練習法、身体の使い方、考え方、
アレクサンダーテクニーク、ボディマッピングを使ったクラリネット上達法をご紹介。

最寄駅・JR津田沼駅。完全予約制のクラリネット教室です。

こんにちは♪豊永よしこですニコニコ


速いテンポでスケールを吹いたり、速いパッセージを吹いている時


自分ではあまり自覚がないのに


「走ってるよ!」「転んでるよ!」と注意される事ありませんか?


注意されたけれど、自分ではわからない・・・なぜ分からないのでしょうか?


実はテンポが走ったり、リズムが転んだりしている時は


その部分が聴けていない事が多いんです。


「拍の頭を合わせよう!」と思っている時は、拍の後半が聴けていなかったり


難しいパッセージでは、指を動かすのに夢中で


聴く事がおろそかになってしまう事が多いんです。


聴こえないものは、コントロールする事もできませんから


走ったり転んだりしてしまうしょぼん


自分で聴けていないという事は、自分で改善する事が難しくなってしまいます。



演奏を録音して聴くのももちろん良いですが


「演奏しながら聴く」という練習もしていきましょう。


夢中で聴けていない時は、


無理なく聴けるテンポまで遅くして、出している音全部を聴く練習をします。


拍の頭だけに集中してしまう時は、


メトロノームを4分音符だけでなく、8分音符にして練習するのも


拍の後半を聴く練習になります。



聴く時は「どこが出来ていないか耳を凝らせて聴く!」というよりは


「視界を広く、音が聴こえてくる・・・音譜」と思うと聴きやすいですよグッド!


指の動きが悪かったり、息が出ていないのが原因の時もありますが


ただ聴けていないから、という事も多いんですね。


自分が聴けていない野放しの音も、お客様の耳にはしっかり届いています。


出している音全部を聴きながら吹く。


当たり前のことですが、改めて練習してみてくださいねニコニコ




★藤崎クラリネット教室HP★

http://www.fujisaki-clarinet.com



実際の状況を見られないアドバイスは誤解を生みますので
クラリネットに関する個人的なご質問はご遠慮いただいています。レッスンでお会いできますように♪



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