こんにちは!

 

今日は11月17日、明野は朝から雨! 

予報で今日は全国的に雨模様と知ってはいても、薄暗くしとしと降る雨を見ていると、なぜか気分も落ち気味!

明日18日から19日の日曜日まで北杜市文化祭が開催されます。

何とか天気が回復してほしいものです。

 

朝食を済ませてから出品作品の整理をしていました。

一段落ついて、今、外の雨を恨めしく思いながらこのブログを書いています。

 

次回、文化祭の模様などをお知らせしようと言ってましたが、ちょっとその前に昨日出掛けたドライブの模様などちょっぴりお知らせしようかなと思います。

 

一体何処へ出掛けたのかって?

 

以前から行ってみたいと思っていた甲府盆地の南の山間にひっそり佇む小さな湖、四尾連湖シビレコと読みます。シビレンコではありません!)に行ってきました。

 

だいぶ以前、何の気なしにグーグルを見ていて気づいたのです。

市川三郷町の山の中にぽつんと一つ、丸く青いボタンのような染みを見つけたとき、それが湖で、こんな所に一つだけ、周りに川も無いのに湖があるんだ!?  

って・・・

そしてその周辺を車で走っているとき、いつも心の中で、あの山の中にあるんだろうなって、

周りの地形から勝手に想像し、思い描いていたのです。

 

明野の深まりつつある秋景色を見ながら、ちょうど今頃は四尾連湖も紅葉が見頃なんだろうなあって・・・

 

そして行こうと思い立ち、内の奥さんとクーちゃんと、二人と一匹で行ってきました。

 

朝食を済ませ、出掛ける前にもう一度グーグルを見直し、アクセスポイントをメモって、四尾連湖周辺の地図を一枚プリントアウトして出掛けました。

 

道順は以下の通りです。

 

明野から韮崎に出て、県道6号で塩崎駅方面まで進み、双葉郵便局前交差点を右折して国道20号線との交差点を直進、国道52号線に入り、釜無川に架かる大きな双田橋を渡って直ぐの交差点を左折し、県道118号に入り、道なりに進みます。

(そのまま国道52号線でもOKですが、途中まで走行した経験から往路はこちらを選びました。)

そのまましばらく道なりに118号を進み、118号から国道140号線に変わる交差点(三郡橋北)で左折します。

直ぐに釜無川笛吹川に架かる大橋(三郡橋)を渡り、渡りきると直ぐの交差点(三郡立体東)を直進し、国道140号線から県道4号線に入り、県道401号線と交わる交差点(三郡東橋東)を右折して、身延線市川大門駅前交差点(市川大門交番西)を左折し、市川南幼稚園前を右折して県道409号線に入ります。

 

四尾連湖は409号線をそのまま道なり進めば湖に至りますが、途中、芦久保下部温泉に至る道が分岐するので、間違えないように山道を進みます。

市川大門から約10キロほどの山道を進むと終点、四尾連湖の駐車場に至ります。

 

最初は比較的緩いカーブが続きますが、湖に近くなるとヘヤピンカーブが続く山道になります。

スピードを出し過ぎなければ比較的楽な山岳道路でしょう。

 

   四尾連湖駐車場・・・これからハイキング開始です!

 

駐車場からほんの数分坂を下ると四尾連湖が見えてきます。

四尾連湖は思っていたとおり、深い山の中にひっそり静かに佇んでいました。

湖には流入する川も、流れ出る川もありません。山に降った雨が小さな沢から流れ込み、湧出して一定量を確保しているのでしょう。

 

 

昨日は素晴らしい秋晴れに恵まれて、昼前の秋の日差しを受けて紅葉シーズンたけなわと言ったところ。

 

対岸には日に照らされた紅葉の山肌が、そして水面にはくっきりとその山肌が映し出されていました。

 

 湖に浮かぶように建つ山荘・水明荘の赤い屋根が周囲の紅葉に溶け込んでいるようでした。

 

しかし、心なしか紅葉に今一鮮やかさが欠けているような気がしてなりませんでした。

 

平日というのに駐車場には次々に車が乗り入れられてきます。

ここにもリタイア組がやってくるんだなあって、思ってしまいました。

 

そんな方々からも聞こえてきました。

「今年の夏の暑さで紅葉も遅れ気味、紅葉したかと思っていたら直ぐに枯れて落葉が進むから紅葉の色合いも今一なんですよねえ!」 って、

 

でも深まり行く秋の紅葉は見事でした。

 

湖畔にはしっかり遊歩道が設けられていて、一周約15分で歩ききれるとのこと。

 

クーちゃんをリードに繋いで、歩いてみることにしました。

 

対岸の針葉樹の緑が紅葉に映え、水面に美しくその姿を映し出していました。

 

湖を半周して日の当たる側に入って、今来た道を振り返ると日差しで出来る陰影がよりはっきりと見えてきました。

 

   来た道を振り返って・・・湖に映し出される針葉樹の森

 

これから向かう水明荘の方へ目をやると背景の山肌が深く陰影を形作って水面にその姿を映し出していました。

 

  風も殆ど無く、秋の山肌をはっきりと映し出す水面の美しさ・・・

 

クーちゃんも初めて見る風景にうっとりしているようです!?

 

 

紅葉に日が入り、透き通るような葉の一枚一枚・・・

 

     思わずカメラを向けたくなってしまう輝くような紅葉・・・

 

クーちゃんは、行き交う人から「可愛いねえ!」「可愛いねえ!」て、連発言われ・・・

じゃれて、戯れて、本当に楽しいひとときだったでしょう!?

 

秋の日を受け、輝く紅葉! 

 

 

                

枯れたススキの穂が逆光に照らされて白く輝き、影の多いバックに浮き上がって見える様は本当に素敵な風景でした。

 

 

 

 

        

 

木の間隠れに水明荘の前に係留された手こぎのボートが浮かぶ

 

 

水明荘に到着!

  どこかの小学生が先生に連れられて写生会に訪れていました。

    元気良い子供達の「こんにちは!!」と言う声が、

      とても気持ちよく聞こえました。

        思わず、元気に「こんにちは!」て、挨拶してました。

 

15分の道のりをほぼ1時間かけてゆっくり歩きました。

 

湖を一巡し、水明荘に到着、しばし休憩・・・

 

                    ボート乗り場で仲良く憩う親子ずれ

 

クーちゃんも道草食って、ゆっくり、思う存分、歩き、出し切った(?)、お散歩でした。

 

約1時間半ほどゆっくりして四尾連湖を後にしました。

 

帰り道、駐車場を出てまもなく、歩く人など一人もいない山岳路を肩から白いバッグをかけた若い女性が登ってくるのにであいました。

 

往路、四尾連湖からまだ4・5キロもある道を歩いていた女性でした。

こんな家も無い山道をこれから一体何処に向かうんだと不審に思いながら通り過ぎた、その女性でした。

「え、やっぱり歩いてきたんだ。四尾連湖まで!?」

たった一人、女の子一人で、山の中の道を、車の通るだけの道を、何かあったらどうするんだと、ちょっと心配しながら通り過ぎた事を思い出し、無事にたどり着けそうで良かったなあと安心し、山を下りました。

 

復路は道なりに下り、市川大門に着いてから町中の道をたどるのに、景色が全く逆なので、ちょっと苦労(往路は、曲がる角毎に四尾連湖への指導標が着いているのでわかりやすい)し、結局間違えてしまって、県道118号線に入る交差点(三郡橋北)を通り過ぎてしまって、国道52号線に入って韮崎まで帰還しました。

 

帰路、118号線で見つけたお店でランチを食べ損なってしまったのが唯一の残念!!

 

久しぶりの楽しいドライブでした。

 

山梨県内でもまだまだ知らない場所が沢山あるんだなあと、思い知った旅でした。

 

次回は、明日から始まる北杜市文化祭の様子など紹介したいです。

 

では又

 

お楽しみに!!