2011年 明けまして おめでとうございます。


今日は1月7日、何とか松の内に新年の挨拶を発信することできました。




良いお正月を迎えられたことと思いますが如何ですか?


私たちは元旦にハーミテージから差ほど遠くない昇仙峡の奥、御岳町に鎮座する 金桜神社  に初詣しました。


金桜神社は、秩父地方の三峯神社 や奥多摩の武蔵御嶽神社 と同様にニホンオオカミを神使とする山岳信仰の神社として知られているそうです。


暮れに来庵されたお客様からそんなお話を聞き、詣でることにしました。


韮崎から昇仙峡ラインをたどり、一番奥まで入り込みましたが、暮れに降った雪がまだ日陰の路面に残り、凍結していました。


”参拝される方は敷島町からのルートをお薦めします。”


社殿に参拝してから、商売繁盛の ”熊手” と、交通安全のお守りや破魔矢を買い、甘酒を頂いて神社を後にしました。


帰りは道なりに昇仙峡方面に進み、昇仙峡入り口にある、藤城清治氏の 昇仙峡影絵の森美術館  によって来ました。


初めて入館しましたが、暗い館内に影絵がバックライトで浮かび上がり、遠近感も演出されていて、影絵の持つファンタジックで幻想的な雰囲気を醸していました。


”昇仙峡を訪れた方にお薦めです!!”




翌日2日は、岐阜まで中央道をひた走り、八百津町の”人道の丘公園”にある”杉原千畝記念館” に行ってきました。

杉原千畝氏は、日本のシンドラーとして、その功績は広く知られている方ですが、昨年リトアニアを旅し、現地の旧日本領事館(現在、杉原千畝記念館)を訪れた際、生誕地である八百津町に記念館が出来たことを知り、機会があれば訪れてみたいと思っていました。



          


お正月で記念館は閉館中でしたが、公園内のモニュメントなどを一通り見て公園を後にし、土岐市に入り、市の物産である焼き物を物色し、お気に入りの品を購入して帰ってきました。


多治見市や土岐市はいわゆる瀬戸物の産地、国道沿いの道の駅には志野焼や織部焼きの陶磁器が溢れるほど・・・


去年の夏に来庵された陶芸家の稲垣様のお宅もこの近くなんだなあ、と思いつつ土岐市を後にし、帰りの途につきました。


明野から片道200数10キロ、約2時間、日帰りのドライブとしては、丁度良い(!?)旅でした。


そしてお年始やら何やらで、アッという間に1週間が過ぎてしまいました。

  ・

  ・

  ・

ハーミテージの庭は冬の寒さに震え上がって9月に植え込んだ高麗芝も霜柱で持ち上がり、あっちこっち凸凹です。


心配していたことではありますが、春になって旨く芽生えてくれるかどうか・・・


そしてまた小鳥たちが餌を求めてたくさんやってくる様になりました。


小鳥の中でもひときわ小粒で可愛らしい ”エナガ” が、十数羽まとまって飛来し、身体よりも長い尾を振り振り、チッチッとちいさな鳴き声を発しながら小枝を渡っていきます。


葉を落としたミツバツツジの枝に下げた小鳥の給餌器にはすっかり慣れた ”ヤマガラ” が、我が物顔の様に順番待ちで飛来し、ひまわりの種を運んでいきます。




           



キジバトツグミ、ヒヨドリも飛来します。


今日も ”モズ” が、不思議と同じ小枝にやって来ては、尾をピッピッと振って、一声高く啼いて飛び去っていきました。



そして最近やっとヤマガラよりも臆病者の ”シジュウカラ” が、給餌器のヒマワリをつついたり、水場の水を飲みにやってくる様になりました。







小鳥の動作を見ていると自然と心が和みます。


春になって、また巣箱で新しいファミリーが誕生するのを、心待ちにしています。


いつまでもこの自然が維持されることを願ってやみません。