今年(令和3年)の蘇民祭、

今日の午前中に、護摩祈祷を行いました。

檀家と一部の祭り関係者のみで行いました。


祭りは、


人がするものだけれど、

人だけではできなくて、

人と神仏の共同作業です。


だから、

神仏のことを忘れたら、

それは祭りではなくて、イベントです。


祭りが良い、
イベントが悪い、
ということではなく、

目的が違うんです。


ただ、祭りとイベントに共通していることは、

「必ずやらなければいけないものではない」

ということで、

だからこそ、

目的がよくわからなくなった祭りやイベントは

続きにくくなってしまうと思います。



繰り返しになるけれど、

あえて祭りをするのはどうしてなのかは

考えておいた方がよくて、

それは人それぞれ、祭りによって

違うのかもしれないけれど、

考えなきゃいけないことだと思います。



祭りは神様・仏様との共同作業だけれど、

何も僕らは、祭りの時にだけ

神様・仏様を見たり、
意識したりしているわけではなくて、

普段生きていて、

周りには神様・仏様がたくさんいるんだけれど、

僕らはそれをよく忘れがちで…

風が吹いても神様のことを考えないし、
雨が降っても仏様のことを考えない、

ということが多いですよね。


でも、

神さまも仏さまも、日常の中にたくさんいて、

これはきれいごとじゃなくて、

ほんとにそうだと知ってる人にとっては

それは事実なんですけど、

事実だと知っていても、よく忘れる。


だから毎日、仏壇や神棚に手を合わせる。


全部、日常なんですよね。



これは祭りとか、神さま・仏さまだけの話じゃなくて、

商売だってそうだと思うんですけど、

物を売るって、日常の中にあることじゃないですか。

でも、それを忘れて、日常の中にないものを売ろうとすると、

ウソをつかなければいけなくなったり、

売れなかったり、しますよね。



だから、

特別なことよりも、

いつもやってることとか、

身の回りにあるものの方が、

大事なんですよね。


そういうものの延長に、

祭りも、イベントも、商売も、

あるんだろうなと思います。


まあ、こんなこと言ってますけど、

僕もよくそれを忘れて

特別ばっかり追いかけちゃいますけど、

それはそれということで…


たまに、思い出せるといいですよね。

だから、人は祭りをするんでしょうね。
きっと。






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