藤那葵の記憶の欠片

藤那葵の記憶の欠片

パチンコライター追っかけ、舞台鑑賞、撮影会。
多趣味すぎる活動の記憶を、ゆったりまったり更新していきます。


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ラテはおいしいミルクのこと①「もくもく~中短編詰め合わせパック」。

30分の中編一本と、15分・5分・7分・8分の短編四本の、計5本。

なかなか斬新と言うか実験的と言うか、変わった形式でした。

 

皆さんは、「想像」と「空想」と「妄想」の違い、説明できますか?

気になった方はググってみてください。

 

いつも通り100行ほど空けておきます。

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第一話、「もくもく」。

 

前説からぬるっと始まっていたもくもくワールド。

結構実験的な始まり方でしたね。

 

もくもくさんが空想するお話。

というか、空想の中の4人の女性から見た、もくもくさんを語る話。

 

・・・なのかと思っていました。

後半に進んでいく中で、これは実は、眞庭さん演じるゆめの空想なのではないかと思い始めました。

あれ?これってこういうことなのかな?

そう思っていたら、最後の最後で全部語ってくれました。

 

答えは最初から提示されていたんですよね。

枝窪さん演じるデストロイヤーが冒頭で「空想してみる」と言っていました。

第五の女デストロイヤーが空想してるんです。

同じく冒頭で、ゆめとデストロイヤーが背中合わせに立って、くるっと入れ替わりました。

この二人は、表と裏という事を示していたのだと思います。

 

ゆめが生み出したもくもくさんには、励ましたり赦したりしてくれる四人の女性がいる。

空想の中で四人の女性がもくもくさんに声をかける。

でもその言葉はそのままゆめへの言葉だったのではないか。

整形手術の日が迫っていく中で、別の顔になる=別の世界に向かうことを選ぶ。

この世界が必要なくなり、自分が生み出して、自分を励ましたり赦したりする世界を壊そうと決意する。

その思いで生み出した第五の女デストロイヤーが、最後には四人の女性を殺したのではないか。

これが私なりの解釈です。

 

ゴミ箱の人改め赦す女、茜さん。

あの「赦します」はなかなかの破壊力です。

あれはボイスメッセージか動画で欲しいですね(笑)

 

猫のくだりの眞庭さん。

あのシーンでゆめというキャラクターに引き寄せられました。

泣くシーンというのは、目に見えるからこそ伝わりやすい、わかりやすい部分があると思います。

その代り、嘘っぽいと感じた瞬間に一気に冷めてしまうので、難しい部分でもあると思います。

 

 

第二話、「仮縫いの夏が過ぎて」。

 

事故死した高校生の娘、夏美の四十九日法要の前夜。

明日は母親と同じお墓に入ることになっている。

遺骨を前にして晩酌を始める父。

その妹(だと思う)で事故死した娘の叔母と二人の板付きで始まります。

 

最初にやってきたのは近所の主婦役の茜さん。

なんか死んだ娘に対してのあたりが強すぎます。

父親がすぐ隣にいるのにそういう態度を取る人はあまりいませんよね。

この二人の間には、そうするだけの何かがあったのでしょう。

すごく気になっていたので、最後の方でその理由の一端が語られてすこしすっきりしました。

 

次にやってきた同級生二人。

死んだ原因は実はこの子達なのだということが後々わかります。

 

その次が、登校拒否の女。

同級生たちと同い年。

なぜか夏美が生き返ると言いだします。

「そんなのダメよ~」とのんびりした口調で言う叔母。

なんでダメなんでしょうね?

お葬式もやったし世間体もあるじゃない、みたいなニュアンスかなぁ。

この叔母が終始のんびり天然っぽい感じなので、怪奇現象とかがおこってもなんかホラー感がなかったです。

 

そして、生き返る現場を撮影するために乗り込んできたユーチューバー枝窪さん。

完全に現場をかき回す存在。

登場シーン、めちゃくちゃ楽しそうでした(笑)

枝窪さん、学生時代にあんな感じでいたずらとかしてそうですよね(ごめんなさい)。

 

で、父親は漁師で、カツオに何を付けて食べるか問題を語ります。

死んだ娘はマヨネーズ。

味がわからないだろうと否定する父。

確かに・・・。

 

遺骨がガタガタと動き出したあたりから、ごちゃごちゃとした、何とも言えないカオスな状況が続きます。

そして、唐突に終わります。

 

最後、カツオをさばくために一旦舞台からはけた父親がすぐに戻ってきます。

この時の台詞を聞いて私の頭の中を駆け抜けていった言葉がこちら。

 

「死んだのって、猫だっけ?」

 

・・・。

いや、同級生って言ったじゃん。

自分でも何でそういう思考になったのかわかりません。

意味不明のワードが飛び出すくらいカオスな状況のまま終ってしまいました。

暗転して次の話の準備をしている間に、私の中の態勢をなんとか立て直しました(^^;;;

 

 

第三話、「犬を飼うことにしたわ、わたし。」

 

婚活で上手くいかなかった和歌子が、友人の家を訪れます。

そして、犬を飼うことにしたと告げる話。

 

あっけらかんと話す展開を想像していたのですが、段々と重い展開に。

その理由がわかるにつれて、とても感動的な話になっていきました。

 

 

第四話、「エメラルドグリーン・グリーン」

 

「ミドリのことが好きなんだって」。

同じ人を好きになってしまった、親友である翠(ミドリ)と緑(ミドリ)のお話。

 

ちょっと長く感じました。

前の話で感動した後だったことが影響したのかもしれません。

 

 

第五話、「嫌い」。

 

セクシー枝窪さん登場(あえて語弊のある言い方)。

不倫関係を続けるひなのが、頑張って関係を解消するお話。

 

実はこの話が一番感想がないです。

どれだけフレンドリーに接しているとしても演者とファンの間にはベルリンの壁、いや成層圏まで届く高い高い壁があると思っているからです。

まして演者と、演者寄りであるプロデューサーとの関係とか、考えても・・・ねぇ。

トレンディドラマで描かれているようなキラキラした作り物の世界を観るのと同じように、別世界の話なので、特に共感とかしなかったからです。

 

 

 

私にとっては、一位「もくもく」、二位「犬を飼うことにしたわ、私」、でした。

 

 

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