稲生座「雪月花」+「不汁無知ル」共演の宵、有り難うございました!! | 不汁無知ル的空ノ下ニ

不汁無知ル的空ノ下ニ

こちらは、サックス&歌の渦ヨーコ、チェロ弾き高田盛輔によるユニット「不汁無知ル(ふじるむぢる)」の頁です。この世の果てでラブソングを・・・。                 やればやるほど救われない 不条理世界を歌にして そっとアナタにお届けします…。

先日2/15(土)の、稲生座でのライブにお越し頂いたお客様、誠に有り難うございました!

いやもう、格別に楽しい宵でありました!

大好きな演読ユニット「雪月花」との2マン、そして最後にセッションと、非常に緊張感ある夜でした。

 

【不汁無知ル】

                                

【雪月花】



「母さん、僕のあの帽子どうしたでせうね?」

昭和世代の日本人なら一度は聞いたことがあるかもしれません。

映画「人間の証明」でも引用された有名な詩、西條八十『ぼくの帽子』です。

今回このセッションのために、朗読の紀子さんが書き下ろしてくれたオリジナル詩を融合させた、なんとも言えぬエロスと死の香り漂う『ぼくの帽子』に音とパフォーマンスで参戦しました。

しっとりとした艶のある紀子さんの朗読に包まれながら、私は帽子をわざと落とす母親の役をやりました。

 

【「僕の帽子」の共演】



紀子さんの声は、一言で表すとしたら…そう、濡れたような声。
とっても気持ちがいい。

世界観を演出する、朱音さんの繊細なのにダイナミックなギターの音色が素晴らしい!
詩の世界を深く理解して音を紡ぎだす、本当に凄腕のギター弾きです。

ふじむぢのチェロ高田も低音の味付けがなかなか良かったです。  
こういうの、またやりたいな~

皆様、お疲れ様でした!

 

      赤薔薇