小説「運転士」で芥川賞を受賞された、
作家・藤原智美さんの、講演会に出席しました。
講演会の冒頭、「文章が上手くなるには、書く以外にありません」
「たくさん本を読む、内面を磨く・・などいろいろ言われますが、
書かなければ、文章はうまくなりません」
と、きっぱり！
確かにそうですよね。
実は、わたしは、
大変ラッキーな経験をしたことがあります。
ずいぶん前のことになりますが、
師、松村潔が、携帯の占いサイトを始めるにあたり、
急遽ライターを集めることとなりました。
そのため、希望者は、ライター未経験の者でも
占いサイト会社側で、無料で、文章講座を設け、
教育してくださることになったのです。
無料ですよ。
あれ以来、そんなうまい話には、お目にかかったことがありません。
まあ、それはともかく、
全１０回の、その講座は、忘れられないくらい充実した講座だったんです。
その時の先生が、売れっ子占いライターの方だったんですが、
やはり、同じようなことをおっしゃっていました。
「ガンガン書く！
そのことによってのみ、「書く筋肉」が鍛えられる！」
・・・と。
それは、
どんな仕事にも言えますよね。
長年声優をやっていて思うのは、
場数を踏むことの大切さ、です。
もちろん才能は重要ですが、
新人の声優さんで、最初ぎこちなくしていても、
現場に出る回数が多い子は、どんどんうまくなっていきます。
それは、まさに、筋トレと同じ。
そこの筋肉が鍛えられて、太く、強く、そして、俊敏になってくるのです。
今、もし・・
「まだ自分は準備ができていないから」
とか、
「確実に成功するか分からないから」
とか、
「失敗が怖いから」
・・・などの理由で、足踏み状態の方がいましたら、
走りながら考えればいい
行動しながら、鍛えればいい
最初は、「すべりどめ」ぐらいの気持ちでいい
などの、考え方の転換をしてみてくださいね。
自分のやりたいことの筋肉をトレーニング！ですね。
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東京・中野の占い師 富士川碧砂