本来なら1日で終わるはずの稲刈りが、機械トラブル続出で2日かかってしまいました。

2日目は1日目の刈り残しと3畝のみだったので楽勝気分で作業にとりかかる予定だったんですが……


この日はまるでコンバインのエンジンがかかりません。

これが2日目の致命傷、いや、恥命傷と言いましょう。


私も未熟ながら農機具の簡単な整備が出来るくらいの腕になってきたと自負しております。

昨日も、エンジンがかからないならばと原因を1つ1つ潰していきました。

プラグ…前日に交換、スパーク部にガソリン付着。

つまり、エアが吸えてない。

エアクリーナーを外し始動するも、プス……プス…軽い極微量の爆発音だけして不発。

そしてよくみればゴミがエアクリーナのフィルター手前に激つまり。これを取り除き、セルを回すもかからない。

うーん。

ならばとキャブレターをばらして掃除。

ここまでしてダメならお手上げだ。



お手上げでした。



JAの整備の人に依頼し、稲刈り最盛期の中ですぐに来てもらえました。

整備の人はまずは手ぶらでやってきて
1、オイルチェック→汚い
2、フィルターチェック→フィルターをがんがん叩いて埃を払う。
そしてエンジン始動するも不発。

「爆発しねーな」と工具箱を取りにクルマへ。

今度はエアクリーナをはずし、エア吸入口に泡タイプのキャブクリーナーをブクブクとたっぷり注入。

アクセルを全開にして、チョークをひき、セルを回すこと数秒。

ガフッ!ズドドドドドッ!とエンジン始動。

この程度の整備でかかるなんてと自己嫌悪。


帰り際に「あまり使わないでしょ、年代ものでもあるけど、エンジンオイルはしっかり交換して、整備しておかないと」と助言がありました。
反省しないと。


結局、このあと前日に刈り切らなかった圃場を高崎Tくんがコンバインで刈り、乾燥機がいっぱいになったので1反を残して終了。
コンバインを掃除して終いにしたあとすぐに台風の雨。タイミングよかったです。


さて、残り1反。刈り遅れになるでしょうか。まぁこれは自家消費分にするとして、来週はその残りの稲刈りと天日干ししているイネの脱穀です。

天日干しも乾燥機による風乾も差がないというのがMURAの意見ですがどうなるでしょうか。