先日、モミを袋詰めしている時に気が付いてしまった。
今年はモミ殻がでかい。いや、去年が小さかったのか。来年答えが出るのでしょうか。ちなみに、玄米が30kg入る袋にモミが、去年は22kg弱ほど入りましたが、今年は20kgが限界。うむむむ、いろいろと面白いじゃないか。


≪ 課題(3) ― 育苗 ― ≫


育苗はさまざまな対策を考えていますが、やってみなきゃ分からないね。


1年目完全に失敗。2年目、温湯消毒で事故りやり直し。


播き直しの苗は、育苗日数が足りなくて田植え時に根張りが弱かった。これが理由なのでしょう、田植機が苗を取るミスが目立ちました。播種後27日で田植えとなりましたが、これでは短すぎる。翌週に行った手植えの時には根張りが丁度よかった。少なくとも播種から35日の育苗日数が必要だと分かりました。あ、成苗の場合ね。


苗の管理で一番の問題は徒長を防ぐこと。芽出しのタイミング、被覆資材を剥がすタイミング、水やりのタイミングなどを考えなおさねば。


それから育苗中の苗の踏み倒し。
これは正直こえー。ムギは芽が出てしばらくしてからローラーで踏みつぶして茎を強くしますが、稲もこれをするといいみたい。毎年、育苗の中盤、5月の中旬以降に強い風が吹きます。強い風にさらされた稲は、葉が茶色く病気になったようになりますが、これはこすれた葉からエチレンガスが出てその影響。これにより茎葉の生長が弱まります。正直、病気かと思っていました。でもこれが徒長防止にいいそうです。踏み倒すと茎も強化されるよう。この作用を積極的に利用して、数回苗を踏み倒して徒長防止、茎の強化を図っていきます。ちなみに農薬には生長を抑える薬もあります。


鎮圧もやってみよう。これは播種に係わりますが、播種後に覆土の上から板などで鎮圧してあげると良いみたい。これは過去2年、一度もやっていません。


文章にすると簡単そうなんだけどな。