みなさん、こんにちは。

ぶたにく王子です。

前回は

『255銘柄ある豚の9割は同じ品種が占めている』

ということをお話しました。

同じ品種の豚なのに、名前が違う??

では

『銘柄の違いは何の違いで生まれるのか?』

というところを今回はお話をします。


ところで、豚肉の美味しさを決める3つの要素があることをご存知ですが??
実はそこに今回のヒントが隠されています。


【豚の美味しさを決める3つの要素】

1 遺伝  ±50%

2 飼料  ±25%

3 環境  ±25%


の3つです。 

横の数字はぶたにく王子が様々な情報から現時点での
美味しさを決める割合だと考えてください。


ぶたにく王子は、

『遺伝が最も美味しさに影響を与える』

と考えています。


『メロンは何の飼料を与えてもメロンであって、スイカには成り得ない。』


つまりそれぐらい、品種の違いが重要なんです。


皆さんは意外にも、飼料(しりょう)=食べさせているもの

が一番重要なんだと思っていたんじゃないでしょうか。


もちろん重要なんですよ。笑

重要なんだけど、やっぱり差別化も限界があるわけです。






そして、現在255銘柄もあるブランド豚の銘柄(つまり名前)の違いは何で生まれるのか?


答えはほぼ、

『飼料』 と 『環境』  です。


『食べるもの』 と 『生活する環境』で銘柄の名前が違うということです。
同じ品種でも食べさせているものがメロンなら、『メロンポーク』とかね。笑


食べればわかるけど、そこまで変わらない。笑
変わることは変わるが限界ありますよ。


それじゃー世界の美味しい豚肉とは戦えない。。。



ブランド豚、銘柄豚ということで最近は各種メディアが
取り上げていらっしゃいますが、現状は上記のとおりです。


養豚農家の方々は年中無休で、愛情を込めて豚を育てているので
異論反論あると思いますが、あくまでぶたにく王子の経験からの主観です!

かなり当たっていると思いますが。

美味しい豚を食べるために皆さんも是非覚えておいてくださいね!