久しぶりに弟のお嫁さんに会いました。
とてもシャイな人なのですが、私の弟にはもったいないような綺麗な優しい人。
普段はあまり顔を合わせる機会もなく、仲が特別良い訳でもないし、悪い訳でもない間柄。
お互いにあまり打ち解けていないので、気恥ずかしくて彼女にずっと長い間言えずにいることがあります。
“あの時はありがとう…”
あの時とは
私の赤ちゃんが亡くなった時。
私は帝王切開の術後のため家に帰れませんでした。
小さな小さな赤ちゃんだけ、小さな棺に入って家に帰りました。
その夜に、家族だけのお通夜を挙げてもらいました。
弟は仕事で来られず、弟のお嫁さん一人で家までお悔やみに来てくれました。
でも、その当時彼女も産後まだ半年も経っていなかった。
なのに、なのに…。
我が子を亡くした夫を気遣って、あろうことかまだ目の離せない自分の赤ちゃんを
一人車に置いたまま、家を訪ねてくれたのです。
なかなかできることではないと思います。
本当に優しい気遣いをしてくれました。
貴女のような人と、例え義理の仲でも家族になれて嬉しいです。
やっぱり自分の赤ちゃんを亡くした後は、他人の赤ちゃんは見たくないものなのです。
しばらくは、相手の方に全く悪気はなくても、妊婦さんや赤ちゃん連れのお母さんを見ると、話しかけて来ないで、近寄らないで、と、心の中で全身全霊で叫んでいました。
弟のお嫁さんには、もう一つ、今度はあの時はごめんなさい、と言わなければいけない事があります。
弟のお嫁さんが二人目を妊娠した時。
その当時まだ私は何度も流産を繰り返していました。
ある日、久しぶりに実家で弟のお嫁さんと顔を合わす時がありました。
…あれ、お腹がふっくらしてる。もしかして…?
その時初めて私の母の口から弟のお嫁さんの妊娠を知らされました。
もうすでに安定期に入っているとか…。
私は、その妊娠を告げる言葉が終わるか終らないかの内に、2階に駆け上がってしまったのです。
そのあとは部屋の片隅で、長い間声を殺して泣きました。
ものすごい衝撃でした。
妊娠した事を秘密にされていた
私は惨めだ
どうしてどうしてどうして
こんな私の態度を目の当たりにされた彼女も、さぞかし深く傷ついただろうと思います。
流産を繰り返す義姉に、ただただ気を遣ってくれていた優しさだったのに。
本当にごめんなさい。
長い間2階から降りてこない私を心配して、母が上がってきました。
私はまだこみあげる涙は止まらず、泣き腫らした顔を隠しました。
降りておいでよ。
優しく母が話しかけます。
…泣いてしまって…○○ちゃん(弟のお嫁さん)に悪い…
そう答えるのが精一杯。
結局、何時間も部屋の隅っこにいてメソメソしていたかなあ。
今思えばなんと最低で失礼な態度。
でも、あの時は感情を抑えきれなかった。
知人、そして家族の妊娠を知る衝撃。
この感情は、不妊で苦しんでおられる方ならきっと想像して頂けるのではと思います。
こんなドロドロの暗い、貴女に気を遣わせてばかりいた義理のお姉さんですが、今はまあまあ明るく回復していますよ
○○ちゃん、貴女のことが大好きで尊敬していますあ、ハズカシ
これからも弟とともに、よろしくお願いします
とてもシャイな人なのですが、私の弟にはもったいないような綺麗な優しい人。
普段はあまり顔を合わせる機会もなく、仲が特別良い訳でもないし、悪い訳でもない間柄。
お互いにあまり打ち解けていないので、気恥ずかしくて彼女にずっと長い間言えずにいることがあります。
“あの時はありがとう…”
あの時とは
私の赤ちゃんが亡くなった時。
私は帝王切開の術後のため家に帰れませんでした。
小さな小さな赤ちゃんだけ、小さな棺に入って家に帰りました。
その夜に、家族だけのお通夜を挙げてもらいました。
弟は仕事で来られず、弟のお嫁さん一人で家までお悔やみに来てくれました。
でも、その当時彼女も産後まだ半年も経っていなかった。
なのに、なのに…。
我が子を亡くした夫を気遣って、あろうことかまだ目の離せない自分の赤ちゃんを
一人車に置いたまま、家を訪ねてくれたのです。
なかなかできることではないと思います。
本当に優しい気遣いをしてくれました。
貴女のような人と、例え義理の仲でも家族になれて嬉しいです。
やっぱり自分の赤ちゃんを亡くした後は、他人の赤ちゃんは見たくないものなのです。
しばらくは、相手の方に全く悪気はなくても、妊婦さんや赤ちゃん連れのお母さんを見ると、話しかけて来ないで、近寄らないで、と、心の中で全身全霊で叫んでいました。
弟のお嫁さんには、もう一つ、今度はあの時はごめんなさい、と言わなければいけない事があります。
弟のお嫁さんが二人目を妊娠した時。
その当時まだ私は何度も流産を繰り返していました。
ある日、久しぶりに実家で弟のお嫁さんと顔を合わす時がありました。
…あれ、お腹がふっくらしてる。もしかして…?
その時初めて私の母の口から弟のお嫁さんの妊娠を知らされました。
もうすでに安定期に入っているとか…。
私は、その妊娠を告げる言葉が終わるか終らないかの内に、2階に駆け上がってしまったのです。
そのあとは部屋の片隅で、長い間声を殺して泣きました。
ものすごい衝撃でした。
妊娠した事を秘密にされていた
私は惨めだ
どうしてどうしてどうして
こんな私の態度を目の当たりにされた彼女も、さぞかし深く傷ついただろうと思います。
流産を繰り返す義姉に、ただただ気を遣ってくれていた優しさだったのに。
本当にごめんなさい。
長い間2階から降りてこない私を心配して、母が上がってきました。
私はまだこみあげる涙は止まらず、泣き腫らした顔を隠しました。
降りておいでよ。
優しく母が話しかけます。
…泣いてしまって…○○ちゃん(弟のお嫁さん)に悪い…
そう答えるのが精一杯。
結局、何時間も部屋の隅っこにいてメソメソしていたかなあ。
今思えばなんと最低で失礼な態度。
でも、あの時は感情を抑えきれなかった。
知人、そして家族の妊娠を知る衝撃。
この感情は、不妊で苦しんでおられる方ならきっと想像して頂けるのではと思います。
こんなドロドロの暗い、貴女に気を遣わせてばかりいた義理のお姉さんですが、今はまあまあ明るく回復していますよ
○○ちゃん、貴女のことが大好きで尊敬していますあ、ハズカシ
これからも弟とともに、よろしくお願いします