綺麗になりたいだけなのに…!って思うの。
ただ、私の「綺麗」と世の中の「綺麗」が
同じとは限らない。
それをわかっていながら、
もがいている自分がまたもどかしく、
ときに迷ってしまうあたり、
まだまだだなぁと思うのですが。
痩せ姫になりたい、という夢を抱いています。
それが誰かに踊らされているものであろうと、
でも、確かに私自身が望んだことなのだから。
その結末の責任は私が取るしかないし、
その覚悟はとうに決めています。
外野にどうこう言われる筋合いはない。
痩せることを追求できる今の環境が、すごく幸せで。
こんなふうにひとつのことに打ち込めること。
まるで俗世から離れた修行みたいに、
少しずつ高みを目指している感じがして、好き。
痩せることだけを追求するって決めてから、
心だけは日に日に澄み切っていくような気分です。
でも、
「徹底的に痩せよう痩せようって突き進んでいる貴女は、
刹那的な生き方をしているように見える」
とのお話。
痩せ姫って長期目標がある時点で、
じつは刹那的ではないのだけど、
「その生き方の先に待ち受ける未来は死だよ」
ってところを刺されると、反論の余地もないね。
そして、それに続いた、
「痛々しいを超えてその姿じゃまるでホラーだよ」
って冗談めかして言われたその台詞には、
曖昧なお返事しかできませんでした。
気味が悪く見えるものね。
嫌なものを見せてしまってごめんなさい。
ただ、死に憧れる、はその通りなの。
「塩の街」って物語があってね。
内容はさておき、人が最期に塩になって死ぬ世界のお話で。
海に入りながら海に溶ける死に方も、
風化してさらさらと形を失う死に方も、
私がもしできたらいいのになって思っていました。
今もじつはそう。
私の言葉とか、そんなものは残ったらいいなって思うけど、
実体としての私は要らないから。
死んで脱力した状態を運ぶのは、すごく重いって聞くよ。
そうなりたくないの。
塩といえば、低ナトリウム血症になったことがある。
気づいたら意識が朦朧としていて
目が覚めた時には何本も輸液されちゃってた。
頭が痛いとか気分が悪いとか、そんなことより
まず最初に点滴のカロリーが気になって絶望したことは、
いかにも私らしくて、苦笑してしまうけども。
そのときの、
「こんなものを身体に入れたくはなかったのにっ…!」
って後悔はありありと覚えています。
水だけを大量に飲んだり、
利尿剤などを使っていて腎臓が悪かったり、
そんな場合はよりなりやすいため、
痩せ姫様方はお気をつけて。
そういえば、たぶん、
9月の頭に病院に行くことになりそうです。
ひとまずご報告まで。