1年くらい前、摂食障害関連のネットニュースの、

コメント欄にあったやりとり。

 

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極論だけど、あなたゴキブリ食べれる?
摂食障害の人にとって食べ物はゴキブリなんだよ
汚いし怖いもの。だから食べられない

 

私の場合はゴキブリというか毒だった
「これを食べたら死ぬ」とか

「食べたら生きていけない」って本気で思ってた

 

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食べること=生きること、だとしたら、

「生」を「汚いし怖い」と捉えているのかもしれない。

あるいは、常に死にたくなるような気分で生きている、

ということの象徴だろうか。

 

ネタバレになってしまうけど、

先日紹介した小説「Mさん」(渡辺優)では、

このあたりの感覚が巧く活用されている。