(痩せ姫を目指して葛藤していた、ある女の子のつぶやき)

 

私に本当に必要なものは、いついかなる状況でも

自分で自分のことを認めてあげられる強さと寛容さ

だってことぐらい気付いてる。
でもそんなものより、減っていく体重や浮き出てくる骨や筋、

血管のほうが、よっぽど分かりやすく私を幸せにしてくれる。

必要な物と欲しい物は必ずしも同じではない。

 

「きちんと食べないと痩せない!」というのは

「(健康的には)痩せない」の間違いであって、

ひたすら体重減らして体を細く儚く軽くしたいだけの私には

そんなアドバイス見当違いも甚だしい。

 

「女の子はふっくらしてたほうがいい。

丸みは女の子特有のものよ」
いやいや、女の子にしか出せない清らかな細さや薄さもあるでしょ。
もっと言おうか?
性別も国籍も人種も関係なく

そのひとにしか出せない細さ、薄さがあるのよ。

 

「太るくらいなら死ぬ」って考えに対して

「生きられない人もいる」「甘ったれんな」みたいな

論点ズレまくった言葉ぶちかまされた。
そんな考えが正論とか思ってんだろうが、

異端者見つけて鬼の首を取ったように正論吐いて

勝った気になってる奴、いつか正論じゃなくて食べたもの吐け。

 

甘えとはかけ離れた努力と、その人にしか感じられない、

暴走しそうな精神や本能との闘いを目の前にして

「甘え」としか捉えられないその感性、残念。

 

(この人は「痩せ姫」本の一節を引用して、

こんなつぶやきもしていた)

 

「世間という実体のない援軍まで持ち出している時点で、

その人が実は弱い人だということもわかります」
この言葉、すごく好き。
根拠のない主張を何とか通そうとする人みんなにいえる。
常識とか世間とかって、実は個人の中にしか存在し得ない。

 

何度も読み返してるのに今日改めてグサッときた言葉だった。

 

「そんなダイエット世間が見たらどう思うか」とかねー、

いちいち気にしちゃいられないのよ。
私にはとにかく痩せること、細く軽くなることが

人生でいっちばん大事なんだからさ。

 

(アカウントはもうないけど、この人の言葉も、

いろんな人に刺さりそうな、見事なものだと思う)